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【備忘録】生誕40周年の良き日に思うこと

最近なんだか、すごく調子が良い。
体調もさることながら、仕事の調子がすごく良い。
その理由を考えてみた。

37歳のとき、仕事で失敗をした。
オオゴトにはなっていないが、間違いなく私の失敗。
その原因を省みると
「自分がない」
「人の意見に流されすぎ」
「事なかれ主義で問題が顕在化するまで見て見ぬ振り」
そんな感じ。
その対策は「自分の主張/提案をする」ことと漠然と考えた。

私の性格上、
「相手に迷惑が掛けたら申し訳ない」
「真っ向から意見がぶつかり合う議論はなんか怖い」
という気持ちがあり、ゼロからの提案や主張を避けがちだった。
(いや、単純に“気にしい”なだけ?)

しかし、明らかな失敗をしたことで、
多少のことは心の中で「知るかボケ」と言えるようになった。
そしたら、なんだか仕事の調子が良くなった。

自分の中で「知るかボケ」を言語化できていなかったが、
いつも指南してくれる先輩から紹介してもらった
田坂広志氏の「なぜ我々は働くのか〜仕事の思想〜」の記事
を読んでハッとした。

(“人間の成長とは何か”という話題の中で)
例えば、四十歳までに自分の心の奥深くにある劣等感には決着を着けておくべきでしょう。

田坂広志氏「なぜ我々は働くのか〜仕事の思想〜」講演資料

「知るかボケ」とは、一種の自分への諦めである。
「自分ならもっとこうできる」
「自分にはこういう可能性がある」
という自分への期待を捨て、
「自分にできないものはできない」
「自分ができること・得意なことで勝負する」
と割り切ったとき、「知るかボケ」と心の中で言えた。

有吉弘行さんがバラエティ番組で
“40歳すぎて苦手なものに挑戦するのって辛くない?笑”
と笑いを誘っていたが、妙に納得してしまった。

孔子さんは
“四十にして惑わず”
と言ってたそうな。

ぜーんぶ

自分の心の奥深くにある劣等感に決着を着ける

ってことだと気付いた。

以上、「知るかボケ」と心の中で言ったら
なんだか仕事の調子が良くなったよ、
という40歳のお話でした。
(知るかボケ)

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