コラム「犬は飼うな」
マガジンを作りました。↓
無料で公開しています。
ハッキリ言いますが愛犬家にとっては必読のマガジンです。
たとえばトイレレッスンについて書いたこの記事。↓
自分で言うのもなんですが完全に有料級です。
生業にしている専門分野ですから有料にすることに躊躇はありません。
でも無料で公開してます。
無料公開の先にある夢
無料公開にするのは夢があるからです。
夢というより野望。
そうです。野望です。
という野望です。
ヨーロッパでは公園に行くとボランティアのドッグトレーナーがいて、無料でドッグレッスンをしてくれるところが多くあります。
このnoteをそういう場所にしたい。
そして正しい知識を学んだ皆さんが、今度はそれを誰かに伝えていってほしい。
できることならそれが高じて専門家になってほしい。
本気でそう思ってます。
だから10年前、トリミングスクールも始めたのです。
私と同じ思いを持って開業された生徒さんが多くいます。
「犬を飼う時代」から「犬と暮らす時代」へ
犬たちのボスになれ。
昔はそれが当たり前、基本の「き」でした。
実際そうやって長い間、人間と犬は共存してきました。
共存するために人間は犬たちを服従させてきたのです。
しかしもうそんな時代は終わり。
時代は「犬を飼う時代」から「犬と暮らす時代」へ移りました。
犬のトレーニング論の進化
これを書いている今も、犬に関するいろいろな情報が出回っています。
私もそうでしたが、私たちはその情報を実証する前に「なるほどぉ」と受け入れてしまう傾向にあります。
ところが実証してみるとこれが、問題を解決するどころか新たな問題を作ってしまうことが多いことに気づきます。
たとえば「唸る」「牙を剥く」などの犬の行動は人間の目には反抗的に映ります。
だから今までそんな犬は罰せられていました。
でもよく考えると当たり前なんですが、その行動には必ず理由があります。
その理由は様々ですが、一つ間違いのないことは「私たちがその理由を理解できていないこと」です。
理解できないことで犬たちはさらに不安になります。
この人はわかってくれない、それはストレスでしかありません。
「叱る」から「諭(さと)す」へ
「唸る」「牙を剥く」などの行動が見られたときに大切なのは「叱る」のではなく「諭(さと)す」ことです。
犬を諭す?
不思議に思われるかも知れません。
たしかに、言葉で諭しても犬には伝わりません。
ここで諭すのに使うのは犬のコミュニケーション術であるボディランゲージです。
犬が攻撃的なシグナルを発したときは、私たちは一旦引き下がるべきです。
今までのトレーニング論では、それは上下関係を作る上でNGの行動とされてきました。
ちがいます。
引き下がることは「負け」ではありません。
単純に、犬のシグナルを理解して犬の気もちを聞き入れただけです。
信頼関係の構築はそこから始まります。
昭和の時代からは考えられない、これがトレーニング論の進化そのものです。
※信頼関係の構築などの具体的な方法についてはこれからこのnoteで順番に記事にしていきます。
現代は犬と「共存」ではなく「共生」する時代
犬たちと「共生」するとは、犬たちを服従させコントロールすることではありません。
家族として、親友として共に生きていく、まさにそれが共生です。
これからも犬のトレーニング論は年々進化していきますから、私もずっと勉強を続けていきます。
幸いにも私は仕事柄、リアルな現場で検証・実証する機会に恵まれています。
最後に
志を同じくしてくださる皆さん。
そして
そんな皆さん。
日本を真のペット先進国にする夢(野望)を叶えるために、ぜひ一緒に学んでいきましょう。
ぜひ、いいねとフォローも、いただけましたら嬉しいです。
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大阪豊中でトリミングとペットホテルとトリミングスクールをしています。
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