フリーライターが思う「リモートワークの明暗」①
リモートワークでインタビューをするわたし。
パラレルキャリアだ、リモートワーカーだ、と
別に気負いがあってそうしているわけではなく。
私の場合は、「自分にできることは何でもやって食べていこう」と思ったらこうなっている。という結果に過ぎないのですが。
現在、ライター業のメインとしては
東京の会社の専属ライター的ポジションでお仕事をいただいています。
それは、クラウドソーシングにありがちな、激安時給・単価のやってもやってもお金にならない「賽の河原の石積み」みたいな話ではなくて。
自宅にいながら、オンライン取材→執筆→納品という流れでさせてもらっています。
もともと、ライター業って 納品はファイルをメール添付するのだったり、クラウド共有だったりと、オンライン完結していますよね。
(忙しいデザイナーさんと組んで仕事をした時は、お互い市内在住だけど夜にSkypeで打ち合わせしたことも。)
ただし、「ただ話を聞くだけなら、誰にでもカンタンにできそう」とは思わないでほしいです。
こういう形態でお仕事を受ける以前に、
・単独で取材ができる
・記事構成の組み立てができる
・場合によっては、アドリブでインタビュイーから面白い話を引き出せる
(あらかじめざっくりと想定されていた質問のみならず、話の流れでピンときたエピソードを逃さない。こればかりは、経験に基づくカンがないと無理)
・「限られた時間内で 最大限に」素材となる話を聞ける
…などなど
インタビュースキルって、やっぱりあるんです。
また、有名人にインタビューする場合と違って、インタビュイーに対する事前情報がうんと少ない。これも私の場合は、メリットだと思っています。
下手に相手のことを知っていると、「誰もが知っている話のつもり」になってしまい、記事中で説明するのを忘れてしまうからです。
もちろんさらっと下調べ(先方の公式サイトやFacebook、過去のインタビュー記事を拝見しておく程度)はしておきます。調べ過ぎない、がポイントでしょうか。
私は自分の執筆ジャンルを限定していないのですが
(函館在住なので観光記事がきたり、自分が理系の大学院卒なのでアカデミック系・テクノロジー系依頼がきたりということは多いです)
ここ最近「新しい働き方」「リモートワーク」について取材をする機会が多くなってきたので、
そこから感じたことをシェアしていきたいと思います。
<つづく>
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