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日本語ツイートを英語に自動翻訳し、翻訳されたツイートを投稿する仕組みの構築方法

はじめに

この記事では、Twitterで日本語でツイートしたものを自動的に英語に翻訳し、翻訳されたツイートを投稿する仕組みの構築方法を解説します。主にIFTTT、AWS Lambda、API Gateway、DeepL API、Twitter APIを使用します。

手順概要

  1. Twitter開発者アカウントとAPIキーの取得

  2. DeepL APIキーの取得

  3. AWS Lambda関数の作成と設定

  4. API Gatewayの設定

  5. IFTTTアプリレットの作成

手順の詳細

1. Twitter開発者アカウントとAPIキーの取得

1.1 Twitter Developer Portalにアクセスし、開発者アカウントを取得します。

1.2 承認されたら、APIキーとAPIシークレットキーを取得します。

2. DeepL APIキーの取得

2.1 DeepLのウェブサイトでアカウントを作成し、APIキーを取得します。

3. AWS Lambda関数の作成と設定

3.1 AWS Management ConsoleでLambdaサービスを開き、新しい関数を作成します。

3.2 関数のコードを記述し、必要なパッケージをインポートします。

3.3 環境変数として、DeepL APIキー、Twitter APIキー、Twitter APIシークレットキーを設定します。

3.4 タイムアウト設定を行います。

4. API Gatewayの設定

4.1 AWS Management ConsoleでAPI Gatewayサービスを開き、新しいAPIを作成します。

4.2 リソースとHTTPメソッドを作成し、Lambda関数と連携させます。

4.3 APIをデプロイし、Invoke URLを取得します。

5. IFTTTアプリレットの作成

5.1 IFTTTのウェブサイトでアカウントを作成し、新しいアプリレットを作成します。

5.2 トリガーとして「Twitter」の「New tweet by you」を選択します。

5.3 アクションとして「Webhooks」の「Make a web request」を選択し、先に取得したAPI GatewayのInvoke URLを設定します。

5.4 必要に応じて、IFTTTアプリレットの詳細設定を行います。

まとめ

これで、Twitterで日本語でツイートしたものが自動的に英語に翻訳され、翻訳されたツイートが投稿される仕組みが完成しました。IFTTTを使ってTwitterとAWS Lambdaを連携させ、DeepL APIを利用して翻訳を行い、Twitter APIを使って翻訳されたツイートを投稿しています。この仕組みを利用することで、多言語のフォロワーにもコンテンツを届けることができるようになります。


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