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#1 毎月約10万の交通費がかかる複業生活

こんばんは。

私は、今東京のアソブロックとヘラルボニーと神戸のKUUMA.incという企画編集の会社で働いています。いわゆる2拠点生活、複業です。約1週間に1回東京と神戸を行き来しています。(ちなみに交通費は自腹です。)2017年に入社したので、ようやく新卒1年5ヶ月目。おかげさまで元気にやっています。

今日、京都で、サイボウズの明石様と打ち合わせをしていてそのあとツイッターのプロフィールの話になりました。

はじめましての方に複業のことを話すと「すごいね〜〜〜」と言われますが、毎日自分のキャパオーバーに苦しみ、トライアンドエラーの繰り返しです。タスク管理は、ままならないし(最近やっとできるようになってきた)(そんなレベルかい!って思ったひと正解)、メール間違って別のクライアントに送ったこともあるし、実務は遅いし、漏れはあるし、そりゃもうてんやわんやです。でした。去年の新卒1年目で「まじでこれはもうやばい」っていうのが1回きて、今年複業を初めてすぐ「まじでこれはもうやばい」とそのあと7月末に「まじでこれはもうやばい」がきた。常時、30個弱のプロジェクトを大小ともあれ担当するのですが、なんとなく落ち着いてきました。

自分の仕事の仕方(マイルール)がわからん上に、とにかく初めてのことが多いもんで時間がかかる。困らないと対処ができないので、困ってからやっとわかる。自分が企画を考えて、それをまとめるのにどれぐらい見積もっておけばいいかもわからない。忙しくなると、簡単にできていたことが急に、あれ?なんでできなくなってる?という状態になって、またルールを探す、マイルールを更新する、を繰り返しています。

まさか入社した春にこんなふうになるとは思わなかった。なりたいとも思っていませんでした。

ツイッターの話に、話を戻します。というわけで、25歳の新卒2年目の私が、2拠点で複業をしていることは、面白いことらしい。(初めましての人、大体の人に面白がられます)また、加えて、私が面白がられるのは、プロジェクト単位/役割単位でアサインされるひとりとしての複業ではなく、その会社のひとりとしての複業だということです。(毎月決まった額をお給料としていただき、どのように会社の中でお金が動いているのかなども見える。)

そして事実、私は仕事が得意ではありません。そしてまた事実、今だからこそ許されるミスも大量にしています。

つまり、仕事ができるから複業をするというわけでもないらしい。2回目ですが、日々のキャパオーバーとアップデートの繰り返しのようです。これから不定期に書く『ほぼ4/7神戸・3/7東京日記』は、私の複業日記であり、自分のトライアンドエラーを試す日記でもあります。もちろん周りの協力(主に所属している会社)なくしては複業なんてできません。現在勤務している会社自体が、個々を軸にマネジメントをしているからこそできる生業です。

これから、2拠点の複業はこれからもっと本格化していくし、当たり前になっていくと思います。というか結構たくさんの知人や先輩、ツイッターの有名な人はしてるけど、それでもまだ、新卒2年目は少ない方かもしれない。もっともっと、若手こそ、2拠点で仕事ができる環境があったらいいなと思う。地方にいって働くことを、もっと気軽に考えてみてほしいなと思う。(それで考えたのが『岩手遠恋複業課』です。遠距離恋愛の感覚で都市部と地方で複業しようよっていう企画)

関西と関東、地方と都会の企画は大枠は一緒やけど作り方、お金の動き方が大きく異なる。地域性だけでなくても、別々の土地に師匠と思えるようなひとたちがいて、その人たちのクリエイティブを真似て、盗むことができる環境を簡単に作ることができるなんて、ありがたいことすぎます。(1年目に編集を担当した厚生労働省の委託事業LO活で出会ったひとたちの存在もかなりでかい。眞鍋さん、森さん井上さんたち。)

森さん


井上さん

というわけで、日々のキャパオーバーを体感してますが、ようやくこのような日記もかけるようになってきました。貯金したほうがいいんじゃない?と思われる言われる、交通費の10万をなぜ自腹で払うのか。25歳だからこその複業の面白さ、しんどさ、解決策、思ったことを書いていこうと思います。

『ほぼ4/7神戸・3/7東京日記』は、『ホボシュウヨン・シュウサントウキョウニッキ』と読みます。『東京日記』は大好きな作家、リチャードブローティガンからとりました。片岡義男のエッセイにもありますので読んでみてください。東京の自宅にある、この本には、翻訳家で監督の福間健二さんのサインも入っているのです。

続かない私ですので、これもきっと続かないから続けないでおこうと思って書きます。ただ、自己内省が足りないので、自分のことについて考える時間は比較的に多めにとっていこうと思いました。私の会社には同期がいないので、悩みや解決策を共有できるひとが、ほしい、と ふと思いました。

以上です。『ほぼ4/7神戸・3/7東京日記』、よろしくどうぞー。

#複業 #ほぼ4 /7神戸・3/7東京日記 #東京 #神戸 #2拠点生活 #企画 #編集

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