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藤岡ぴぴについて

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藤岡ぴぴってどんな人?が少しわかる、そんなマガジンです。
運営しているクリエイター

#エッセイ

それでも玄関の灯りは点いている

眠れずに1階へ降りていくと、玄関の灯りが煌々と点いていた。
そうか、まだ弟が帰ってきていないんだ。
この灯りに気づかされた。

最近帰ってこないことの方が多くなった弟。
それに慣れてしまった私たち家族は、帰ってこないことにあまり疑問を抱かなくなり、心配もしなくなった。
今弟の身に何か起こっても気づかないのではないかというレベルで弟を気にかけなくなってしまっている。

良くないと思いながらも、家

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やりたいことは15分から

やりたいことは15分から

時間ができたらしたいな。
これは私がよく思ってしまうことだ。

時間ができたら、
部屋の模様替えをしたい。
写真整理をしたい。
iPhoneのバックアップをとりたい。
調べものをしたい。

あんなこともこんなことも。
とめどなく浮かんでくるいつかやりたいことリスト。
いつになっても減らないこのリストを眺めてふと思った。

「時間ができたら」って「今から」でもできるのでは…?
と。

少し前に、も

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言葉にすること、文章にすること、noteにすること

言葉にすること、文章にすること、noteにすること

前回投稿したnoteにコメントやメッセージをいただいて、考えることや気づいたことがたくさんあったので、noteを書いています。
前回のnoteはこちら

noteのことをお話する前に、まずは今日のnoteに通ずる私のお話をします。

私は整理整頓が苦手です。
習った整理整頓、例えば小学校の引き出しの整理整頓は先生がハサミや糊の場所を決めてくれていたので問題なかったのですが、習っていない整理整頓

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私が夜中に出ていく人を嫌う理由

今夜も弟は夜中に出て行った。
両親が寝静まり、私がお風呂に入っている間に、こっそりとドアを閉めて出かけて行った。
毎度のこととはいえ、多少の後ろめたさがあるらしく、家族のほとんどが寝静まったころに、物音をあまりたてないようにして出かけていく。
それがなんとも悲しくなる時間だ。

いつも家族の誰かがこっそり出て行くときは夜遅い時間だった。

お兄ちゃんが恋人に会いに行くのも夜中だったし、弟がどこ

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続きのある物語

続きのある物語

いつもご機嫌でいたい。
これは私の永遠のモットーです。
いつでもにこやかでいたいし、ポジティブでいたい。
そんな自分になるべく日々奮闘しているのが今の私です。

noteを始めたいと思った一番のきっかけは、好きなものを好きと思う存分表現できる場がほしかったからでした。
ツイッターでは文字数が足りないし、インスタグラムではいつもおしゃれな写真が必要になる。
どちらもよく使っていたけれど、私の好き!

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私がnoteに綴るわけ

私がnoteに綴るわけ

やりたいと言いながらやっていないこと。
もっとこうだったらなと思いながら目をつぶっていること。
できないと決めつけて挑戦しないこと。
たくさんたくさんある。

余裕ができたらお花を育てたいと言いながら、やってみたい願望は頭のすみっこに置き去りにしていた。
もっと暮らしやすい部屋にできたらなと思いながら、何一つ変えず毎日を過ごしていた。
私にはそんな才能ないと決めつけて、挑戦しようともしない夢がずっ

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大丈夫。大丈夫だよ

大丈夫。大丈夫だよ

先月センター試験が終わり、今月からは私立大学の入試も本格的に始まって、受験生にとっては最後の踏ん張りどころですね。
受験生のみなさん、今一番張り詰めそうなくらい緊張している日々を送っているかと思いますが、あともう少しだけ、ほんのもう少しだけがんばって!
そして、どうか体調だけは崩さないよう、それだけを願うばかりです。

センター試験と聞くと、毎年のようにあのときの気持ちを思い出さずにはいられません

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できないことなんてないんだから

ニュージーランドでホームステイをしていたころ、ホストファミリーのお家の中でリビングが一番好きだった。
そこにはホストファミリーと過ごすあたたかい時間がいつもあった。

ダイニングテーブルで夕食を食べながら今日あったことを簡単な英語と身振り手振りで話す時間。
当時3歳だったホストブラザーとおもちゃのギターを使ってエアギター大会をする時間。
Maroon5のsugarをみんなで踊り熱唱する時間。
ホス

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ぷらぷら日記とつらつら日記 1/10

今日はいつものように日々のあれこれをぷらぷらと書いたぷらぷら日記と、後半はいつもより少し深く考えたことをつらつらと綴ったつらつら日記の両方を書きます。

ぷらぷらというのは、ここ数日で私が使っている表現で、起きたこと考えたことを気楽に綴るようすを表し、つらつらというのは、考えたことを自分の中で咀嚼して、ひっかかりをなくし、すっと入ってこれるような状態にしたものを綴るようすを表しています。
上手

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ワクワクでおわりワクワクではじめる

ワクワクでおわりワクワクではじめる

あけましておめでとうございます。
お久しぶりの投稿になってしまいましたが、年が明け、新しい年2019年がスタートしました。

2018年9月からこのnoteを始め、こうやって文章に綴ることの楽しさを知れたり、noteを通じて素敵な方々と出会えたり、また遠い街に住む方々の綴る文章にほっこりしたり、あるいはうんうん考えさせられたり。
noteには、ワクワクの種みたいなものがあちこちに隠れていて、たっ

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いつでも心にゆっくり便を

いつでも心にゆっくり便を

早ければそれでいいの?
ふとそう思った。

便利になった世の中、ものがほんの数日で届いたり、返信が秒単位の早さで返ってきたり、映画のDVD化がたった数カ月だったり。
なんだか早いであふれている。

さっきも

”今日注文すると明日届きます!
お申込みはこちらから!”

とテレビCMで流れていた。
今日注文すると明日届く。
なんて便利な世の中なのだろう。

少し前の私たちなら、商品を手に

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自分の足で歩くということ

自分の足で歩くということ

「ぴぴの自分を持っていないところが嫌なの。」

ちょうど1年前に心友が私に言ってくれた言葉はとても衝撃的でした。
こんなふうにここが嫌だとストレートに言ってくれる友達は今までいなかったからです。

自分がない。
自分らしさがわからない。
どれが自分なの?
自分はどうしたいんだろう?

大学に入って、規則のないある程度の自由を手に入れてから、そう自分でも感じるようになりました。
でも、どうし

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藤岡ぴぴについて

藤岡ぴぴについて

はじめまして。
藤岡ぴぴと申します。
ワンピースと早朝のマックで考えごとをする時間が好きです。
1995年生まれ23歳。(2019/4/28現在)

こちらは藤岡ぴぴについて紹介するnoteです。
かなりボリューミーになってしまったので、目次から興味のあるところだけお好きなだけ読んでみてください。
もちろん全部読んでもらえるととても嬉しいです。
それでははじめます。

*名前の由来藤岡は本名

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主人公はわたし

主人公はわたし

私の自分でも気に入っている性格の中で、人に興味を持ちすぎていないということがあります。
この性格のおかげで知らないことも多いですが、その分少しばかりハッピーな毎日を過ごせていて、そこが自分でも気に入っています。
今日は私のお気に入りの性格の一つをお話します。

この性格に気づいたのは最近でした。
私は人に興味を持ちすぎていないようなのです。
興味がないわけではないのですが、必要以上に知ろうとしない

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