やりたいと言いながらやっていないこと。
もっとこうだったらなと思いながら目をつぶっていること。
できないと決めつけて挑戦しないこと。
たくさんたくさんある。

余裕ができたらお花を育てたいと言いながら、やってみたい願望は頭のすみっこに置き去りにしていた。
もっと暮らしやすい部屋にできたらなと思いながら、何一つ変えず毎日を過ごしていた。
私にはそんな才能ないと決めつけて、挑戦しようともしない夢がずっと心にあった。

ふと思いついた願望やアイデア、そして夢は、生まれては消え、捕まえておかないとどこか遠くの届かない場所へ飛んで行ってしまう気がした。
気分のいい日に思いついたワクワクするアイデアは、気分が落ち込むとシャボン玉が割れるみたいにパチンと消えた。
いつかいつかと思っていたやってみたいことは、そのいつかを待っていられないみたいで、頭の片隅でぎゅっと小さくなった。
できないと決めつけた夢は、下の方にズンと沈んで頭に浮ばなくなってしまった。

そんなとき、
綴りたい。
どこかに書き留めておきたい。
そう思った。
思うだけじゃ、忘れてしまうから。
日々の雑踏にかき消されてしまうから。

すべてをここに綴っているわけではないけれど、
残したい。
言葉にしたい。
伝えたい。
それらをここ、noteに綴ることにした。

良い時も悪い時も、
残したいエピソードがある。
言葉にしたい気持ちがある。
伝えたい思いがある。

私にとってnoteはそんな場所。
どうかきっとこのままで。
ずっと長く続いていってほしいな。
30年後も夢で終わらせないよう
今日もこうして綴るのでしょう。

今日のお菓子箱
Morozoff「残すためのチョコレート箱」

こちらはバレンタイン時期に一目惚れして連れて帰ったとってもかわいいチョコレート箱です。
もちろん中にはチョコレートが入っていたのですが、チョコレートよりもこの箱を連れて帰りたくて買ったものでした。

手放すことに注目が集まってきている今のご時世ですが、私は残すことも大切にしたいなと思っています。
この箱だって捨ててしまう人が多いだろうけれど、こんなにかわいい箱だから捨てるなんてもったいない。
箱だってお部屋を彩る立派なインテリア雑貨だと私は強く思っています。

お気に入りのお菓子の箱や包み紙を、思い出といっしょに残してみると、より素敵な思い出になるものです。