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処暑の前日

8月23日は 二十四節気で「処暑」にあたる

「処暑」とは

夏の暑さがおさまるころ。朝夕は日ごとに涼しさが感じられるようになる。
台風の日本接近が多い季節でもある。

だからなのか、朝の水やりの時の 空気がちがった

今年は 台風よりゲリラ豪雨や線状降水帯が発生することの被害が多い


 去る8月15日の右肩脱臼の最期の診察だったのが

台風7号で22日に変更、12時30分の最終診察時間だった。

行く前に、どうしても気になる人に残暑見舞いのメールを打つ

「残暑お見舞い申し上げます
今年の暑さは格別ですね、その後お元気ですか?年々暑さが堪える年齢になりあなたが心配です。どうぞ、この残暑を超えられますよう祈っております今から整形外科の最後のしんさつです。暑いけどがんばって行ってきます」

彼女は以前に 胃癌の手術をした。

奇跡的に再発・転移もなく、もうかれこれ30年になる。

返信がきた

「温かいお心遣いを ありがとうございます。
暑さはこたえますが、温かさは うれしいです。
実は先日 軽い肺炎になり、寝たり起きたりの生活をしておりました、
今は治りましたが、足が弱って歩くのが心もとない と言う典型的な老人の生活にどっぷりつかっております。
ということで、ただ今「リハビリ中」と言う現状でございます!
貴方はしっかり自己管理しておられるようなので、釈迦に説法ですけど、
どうぞお元気で気を付けてお暮しください」

私が返信したのは 整形外科が終わってからだった。

「あら~、大変でしたねえ!充分静養なさってくださいね。
私は今日で右肩脱臼は卒業ですが、肩の腱が切れているので 上にあげる
作業がしんどいですし、背中が曲がってきたので肋骨のあたりの内臓が圧迫されます。レントゲンを撮っても先生は「もう お年ですから…」と!
歳を取るとはこういうことなんですねえ。お互い元気で残暑を乗り越えましょうね」

 今までは季節の中でも、「二十四節気」の節目は それなりの季節の微妙な変化を感じられたが、沸騰した地球には 昔の風流な季節感覚の言葉も もう当てはまらなくなってきたのだろうか…?
今朝の微妙な空気の違いを 感じられたのは 貴重な「幸い」だったような気がする。




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