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自転車通学とお天気

この春 孫が早いもので 高校生になった

私は 関西に住んでいて、息子と孫は東海に住んでいる

今迄 歩いて5分もかからない小学校に通っていたのが

高校は自転車で通うという

それでも10分というから、そんなに遠くはない

しかし、国道なんかを走るのだったら心配なので

「どんなところを走るの?」と 聞いてみた

「う~ん、主に田舎道」と返ってきた

「それはよかった!田んぼのみどりを見て走るのってきもちいいよね。  自動車なんか沢山走る道路なんかは?」

「う~ん、少しあるかな?」

「気を付けて行くんよ、危ないからね!」

2歳半からお母ちゃんが乳がんになって7年間がんばってくれたけど

孫5年生に上がったばかりの5月に忌引きが入った

それからは やはり孫の不登校がはじまった


家事と子育てと仕事

息子は苦労しただろうに…

けれど、出席日数が不足でランクは下がったけれど

中学2生になって 「塾」に行きはじめ

受験間際になって 俄然勉強を始めた

やる気が起こって県立高校に合格

「誰でも入れる高校」と息子はいうけれど

入学式の直後

息子からのメールに「伸びしろ充分でスタートです」と来た時は

ばあちゃんは涙を流さんばかりに喜んだ

あちらのジイジイもお酒が入ると

「ジュンはがんばってるんだよォ、娘があんなことにならなかったら…」と

受話器の奥で涙声になる

あちらのご両親もとても良い方なので ホントに頭が下がります


と、いうことで私は「天気予報」をとても気にするようになった

「菜種梅雨」に「タケノコ梅雨」今年の春は 雨が多い

帯状の雨雲が日本列島を西から東に移動する

今年はどうしてだか

西の関西には夕方から夜中に激しい雨雲が来て

東の東海には明け方 通勤通学時間帯に行くからどうしようもない!

連休は晴れて「夏日」のようだったけど

連休の合間の平日5月1日と2日の天気は?

「雨」それもやはり通学の時間帯に

風も強く雨警報が出るような天候になる予報

さすがにその情報を息子にメールをすると

「入学式以外 ずっと雨続きですがジュンは自転車で雨のなか行きました。大変かと思って送り迎えをしようと思いましたが、本人の申し出がない限り任そうと思います。こんな繰り返しで強くなると思いますので・・・安定しない天気ですが、体調に気をつけてくださいね」と返ってきた。

やはり入学式の晴天以来 半端ない雨天気が続き

はじめての高校生活の緊張もあって

4月の連休は風邪をひき熱を出したらしい、息子も鼻声だった

この天候は誰もなんとも出来ない

できれば、ばあちゃんとしては

お天気のいい日に植えたばかりの青々とした田んぼの中を 

おだやかな風を受けながら

自転車通学の醍醐味を味わってほしいと思っているのだけれど・・・

息子に任せてばあちゃんは 只々、祈るばかりである。







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