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2023.11.13 四国山岳植物園~小松島

四国山岳植物園~雲早トンネル

 11月中旬、徳島にも冬が来た。標高870mでは雪が降り出した。

 宿を出てしばらくすると雪が強くなってきた。開けた景色の中を走る。

 雲早トンネルまでの道も狭い道が続く。 何箇所か滝があった。

 工事中の箇所もあった。 今日は平日なので気をつけなければ。

雲早トンネル~木沢

 雲早隧道へ。 気温は0.5℃だった。

 雲早隧道の那賀町側。 この区間は冬に通行止めになる。そのため、11月のこの時期に来た。 国道のおにぎりの標識があるのだが、補助標識に県道の名前が書かれている。ここは地図上では県道になっている。 剣山スーパー林道はすでに通行止めになっていた。

 雪の中、山川海南線の土須峠をダウンヒル。持ってきた服を全部着て挑んだ。

 剣山スーパー林道が分岐。 来年、雪がなくなったら行ってみよう。

 9t制限。 この道幅だと大型車はさすがに通らないとは思うが。

 国道になると補助標識の表記も通常の地名に変わる。山川海南線、との表記はなくなる。

 【頭上落石注意】 どうやって対処すればいいのか。

 県道山川海南線はいつの間にか国道193号に化ける。離合のできる2車線幅の橋もあった。

 景色は美しい…のだが、ガードレールが途中で途切れていて、落ちたら死ぬ道が続く。 ここで離合したくない…

 雪が冷たい雨に変わる。深い渓谷を進む。

 大釜の滝、ここでパジェロミニとすれ違う。

 現役の国道に素掘りトンネル。

 ヘアピンカーブで一気に標高を下げる。

 路面いっぱいにイチョウの落ち葉。 トイレもあったが、怖い雰囲気だった。

 民家を数軒見かけるが住んではいないようだ。

 上勝町方面の県道が分岐し、冬季通行止め区間はここで終わり。

 阿南まで66km。 再びヘアピンカーブで一気に高度を下げる。

 大轟の滝を見た。

 四季美谷温泉への道が分岐。 ここで国道193号の酷道区間は一旦終わり。 【剣山リフトはこちらではありません】 間違えてここに来てしまった人は2時間40分も車で走らなければ剣山リフトにたどり着けない。新幹線なら東京から新神戸まで行けるくらいの所要時間。

 沢谷から先、国道193号は2車線の普通の国道になる。 久々に集落を見かけた。バスも走っている。

 トンネル横の旧道は行き止まり。反対側を見ると古い素掘りトンネルが口を開けていた。 このトンネルは2004年の台風により被害を受けた国道を復旧する際に既存のトンネルを延長・改築して造られたようだ。

 虹が見えた。天気雨の中を走る。

木沢~長安口ダム

 木沢物産センターのYショップで昼食。

 国道193号は快走路へ変貌。 所々で曲がりくねった狭い旧道もあった。

 出合ゆず大橋で国道193号とお別れ、ここから国道195号単独区間へ。 旧道にも標識が残っていた。

 旧橋の上には仮設トイレ。 借りようと思ったが汚かったので我慢。 旧旧橋の遺構もあった。

 長安口ダムへ。

 昭和30年にダムは完成。その頃に国道の素掘りトンネルや橋も造られたようだ。

長安口ダム~道の駅もみじ川温泉

 天気が回復してきた。 集落も徐々に増えてくる。ビールの自販機はかなり昔のものだが、価格は350mLが280円など、今とそこまで変わらない。最近まで稼働していたのだろうか。

 国道195号沿線は美しい集落がいくつかあった。

 道の駅もみじ川温泉で休憩。林道通行状況を知らせるタブレットがあるのは珍しい。

 はんごろし、品切れだった。このフォントでさらっと怖いこと書くな…

道の駅もみじ川温泉~道の駅鷺の里

 川口ダム周辺。徳島バスのバスターミナルがあった。高速バスタイプ、路線バスタイプ、過疎地用の小さいバスなど様々な種類があった。

 コスモスが咲いていた。

 国道195号で川下り…と言いたいところだが、上り坂もある。向かい風も強い。

 那賀町は林業が盛んで、木材工場も多い。 国道沿いの山は杉の木が並んでいる。

 国道195号を離れて徳島県道19号へ。JRの駅まで20kmほど。

 道の駅鷲の里に寄り道。今朝は雪の中を走っていたのが信じられないほど暖かい。天気は快晴。

道の駅鷺の里~立江駅

 道の駅鷲の里を過ぎると、道幅は一気に狭くなり1車線に。今朝まで走っていた酷道と道幅は変わらない。

 車の通行もあり、何台かと離合する。斜面上の集落のある景色。対向車を知らせるシステムはここにもあった。

 いきなり2車線に。山と山に挟まれた景色が続く。

 「おほゐはし」昭和6年架橋、ここだけ狭い。

 狭くなったり広くなったり繰り返し。対岸には今年2月に行った猫神社がある。再訪したかったが、時間がなく今回はパス。また車で行ってみよう。

 車1台分の幅の橋で那賀川を渡る。欄干はない。 高知ではよく見かける沈下橋だが、徳島でもあるのは意外。

 立江駅に向けて急ぐ。なんとか間に合いそうだ。

 立江駅に向かう途中には阿南安芸自動車道の工事現場があった。徳島県南部・高知県へ高速道路を延伸しようとしている。赤い橋を渡って小松島市立江町の街の中へ。

 第19番札所、立江寺の横を通過。将来は徒歩で四国八十八ヶ所を回りたい。

輪行:立江駅~阿波池田駅

 16時50分に立江駅に到着。牟岐線の普通列車(17時10分発)に徳島駅まで乗車。今回もなんとか列車に間に合った。

 徳島駅。約1年ぶりの訪問。松山からだと遠くてなかなか行けない。平日の夕方なのもあり帰宅中の高校生が多かった。

 特急剣山に乗り換え。置いていた車を回収するため阿波池田へ。

 キハ185乗車中。昭和〜平成初期を感じる内装。輪行はしやすいとは言えない。どこに置けばいいか聞いたら、ドア前に置くようにとのことだった。

 19時17分に阿波池田駅に到着。徳島から乗り通した特急剣山は、降りるときには1車両に4人程度しか乗っていなかった。徳島線は初乗車だった。

車移動:阿波池田駅~松山

 阿波池田駅で車を回収、19時50分に出発。松山まで下道で帰る途中、伊予三島のガソリンスタンドで給油。途中、寄り道をしたので時間がかかり、24時に松山到着。

走行ルート

 この3日間の走行ルート。

 

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