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さとゆみゼミ第4期第1回感想

 ライター佐藤友美(さとゆみ)さんのライティングゼミを受講している。全12回の今日は第1回。感想としてちょっとした気づきを残しておこうと思う。

心の安全地帯

 さとゆみさんからの第一声が、「ゼミの間だけでも良いので、皆さん、いい人でいてください」だった。教え学ぶ上で一番必要なのは、心の安全地帯であることだと言う。あまり考えた事がなかったけれど言われてみれば、確かにそうだと思う。指導者や一緒に学んでいる人から言葉の兇弾が飛んできたら、モチベーションが下がるし、場合によっては心が病むかもしれず、生活が脅かされたり、究極は命に関わるかもしれない。今まで、考えた事がなかった。いやなんとなく考えてはいたけれど、はっきり言葉にしていなかったから、スルーしていたことかもしれない。仕事をする上でも同じではなかろうか。そのために労働基準法では企業に業務をする上での安全配慮義務が課されているのだ。昭和生まれでブラック企業を渡り歩いてきた自分は、無意識にスルーしていたのではなかったか。改めて言われたことで「ハッ」とした。
 「書くことを学ぶ」とは、考えた事を言葉にすることだと思った。なんとなく思ったことでも思考をスルーして言葉を発するのではなく、明確な言葉にして自分自身で吟味してから言葉を発しようと思った。なんとなく思ったことの思考をスルーして無意識のうちに兇弾となる不用意な言葉を発してしまうことがないよう注意しようと思った。

書くことは聞くこと

 書く前に何を書こうか、書きたい内容をわかってもらえるように例え話を書きたいがどんな例え話だと伝わるか、伝えたい内容の背景も必要ではないかなど、書く前に考えることはたくさんある。読者を考えて何を書くかを決めること、聞くこと、調べることが書くことなんだと改めて思った。
 たしかに言われてみれば、ブログでもそうだけれど、文章が書けなくなったときって、聞いてない、調べてない、感じてないだと思う。
 これからは感覚を研ぎ澄まし、いろいろなことを感じるようにしていきたいと思った。
 最後の一文「書くことは、取材者の目線で生きること」常日頃から取材者の目線で生きていないとなかなか書けない。書く前提で、自然とものごとを見るようになっていったらきっと書くことに困るようなことがなくなるかもと思った。

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