おかまり

個人も組織も【人】。人がもっと生きやすくなるための援助活動を行っています。合同会社てに…

おかまり

個人も組織も【人】。人がもっと生きやすくなるための援助活動を行っています。合同会社てにをは代表/一般社団法人めとて代表理事/公認心理師/Gallup認定ストレングスコーチ/心理学/人間科学修士/組織開発/人材開発/カウンセラー/コンサルタント/メンタルコーチ/ファシリテーター

最近の記事

誰も見ていないところで自分に出会う。

今シーズン初、家族でスキーに行ってました。夏はキャンプ、冬はスキーでお世話になっているいつものゲレンデは、ハイシーズン前で空いていて、肝心の雪は少なくてなかなかに滑りにくかったけど、でもとても楽しかった! 友達家族と一緒だったので、子ども達は子ども達同士でキャッキャと滑りにいき。 私ひとりの時間ができたのをいいことに、これまで滑っていなかったコースにひとりでチャレンジしてきました。 (注:私のスキー経験は人生で10回弱で、似非パラレルならなんとな〜く滑れるという程度の初心者

    • 生きづらさが役に立つ日がとうに来ていた。

      過去にも何度か書いているけど、私は幼少期から「まわりと馴染めない」とか「ここにいてはいけないような違和感」をビシバシ感じて生きてきて、それは思春期に明確な「生きづらさ」として自覚されるものになった。 生きづらさは常に側にあり私をつついてくるので、そこから目を背けることはできない。かと言って、生きていて楽しいことも幸せなこともごまんとあるこの世界を離れることもできない。 なので、私にとって、「内省」「自己探求」は、この世界でなんとか苦しみを制御可能な範囲にして生きていくため

      • 自分のセクシャリティをカムアウトする。

        ※以下は、FBに友人限定で投稿したものを、FBをやっていない/つながっていない友人やクライアントにも読んでもらえるように、一部修正してこちらに転載したものです※ これはわざわざ改めて書くことでもない、例えば「私実は左利きです」くらいの話ではあるんですが、思う所があるので書きます。性の話が苦手な方はスルー推奨です。 私の性自認および性表現は、ノンバイナリーです。ノンバイナリーって何?という方は、色々読んだ中で解説として私がかなりしっくりきているリンクを貼るので、読んでみてく

        • やさしさって、なんなのか。

          突然だけど「やさしさ」の話をしたい。最近も、「本当のやさしさとは」を考えている(昔からこんなことばかり考えているわけですが)。 たとえば、ある人が、別の人から見たら「うーん、それはどうなの?」と思うような行動をしているとしよう。 その行動の背景には、周りからは見えにくい『何か』が必ずある。 それは、外的要因だったり、内的要因だったりするが、内的要因の場合は特に『見えにくい』。認知特性、行動特性、思考特性、パーソナリティ、価値観、生きてきた中で身につけたビリーフなど。また、

        誰も見ていないところで自分に出会う。

          まなざしが気になる。

          可能な範囲で、美術館や展示を観に行く日々である。最近観たのは、マティス展(都美)、ソール・ライター展(ヒカリエ)、デイヴィッド・ホックニー展(現美)。   アートについて、私はきちんと学んだ訳では無いし、歴史や美術史は好きだが、詳しいことはわからない。ただ単に、観たいように観て、好きなように感じ、言葉になる手前のなんとも言えない感覚を味わいながら、ミュージアムショップで気に入ったものを手に入れて帰る、それが好きなだけである。 最近は、展示によっては、撮影が可能なエリアもあり

          まなざしが気になる。

          からだを愛し始めている。

          4月の半ばに、ひどいぎっくり腰になった。 登壇仕事で立ちっぱなしの日々が終わり、やっと今日は家でオンライン仕事だから座れる〜!という日に、デスクの前で椅子に座るべく上体を傾けた瞬間に、息も止まるほどの魔女の一撃がきた。 かなり低い位置での重度のぎっくり腰で、1.5ヶ月経った今でもまだ治療を続けており、日常生活も完全には普通には戻っていない。日々治療をしてくれる整骨院の先生方には感謝しかない。 ところで。 私の人生、「お?これは違うステージに突然入ったぞ?」とわかる時期が何

          からだを愛し始めている。

          刈り上げたい衝動。

          この土日は東大TICPOC。2022年度の最終講義で、心理職以外の多職種も大勢講義を受けている。毎回学びの多い素晴らしい内容なので、来年度もいくつか講義を受けることにした。 https://co-production-training.net/course-c2022/ 今日の上野千鶴子先生の講義は、2021年度に続き2回目。当初の演題は「当事者主権の福祉社会へ」だったけど、実際のタイトルは去年同様違っていた。そしてやっぱり、2.5時間の講義でヘトヘトになった。 なんで

          刈り上げたい衝動。

          一年の計は元旦にあり、というけども。

          久々にnoteを書こうとしています。 (最後に書いたのはなんと、2021年の9月だって…え) 昨年は世の中の動きも激しかったですが、私個人的にも怒涛の一年でした。仕事はむちゃくちゃたくさんさせていただいたし、出張も旅行もしたし、宝塚も舞台もライブも行ったし、公認心理師資格も取得したし、スポーツも色々チャレンジしたし、大学にも引き続き通ったし、一方でサウナに行く回数はめっきり減り、働きすぎた結果ヘルニアを再発させ秋からは治療とボディケアをしまくり、で、なんだかとても忙しかった

          一年の計は元旦にあり、というけども。

          長い喪失の時期を過ごしている。

          かれこれ何か月noteを書いていないんだろう? 元々、内省したことを文字にするのは、私にとってはほぼ呼吸していると同じようなものだったので(10代の頃からとにかく何かしら書き"出し"て生きてきた)、これだけ何も書かずにいるというのは珍しく、そして一番色々書き連ねていたFacebookがかなり更新頻度がさがっているのも、同様に珍しい。 ご心配なく、私は元気です!(←「不滅の棘」のエロール風) 元気ではある。仕事はゴリゴリと新しいことにチャレンジしているし、家族とも楽しい時

          長い喪失の時期を過ごしている。

          この年齢で初体験って、すごくいい。

          安定よりも変化、踏襲よりも未踏、が好きな私でして。日頃から大なり小なり新しいことをやってはいる(特に仕事で)のですが、今度、初めて登山というものをちゃんとやることになりました(とは言っても、初心者向けのハイキングなのだけど)。 これまで、子どもの頃に喘息でヒューヒュー言いながら血の味を噛み締めつつ登らされたり、大学のダンス部の新歓イベントでめちゃ体育会系の先輩にむりやり連れて行かれたり、最初の会社の内定者研修で悪天候の山をやたらハイテンションで登らされたり……と、とにかく「

          この年齢で初体験って、すごくいい。

          ボディイメージのコペルニクス的転回。

          今、断食合宿に来ています。ちょっと、内臓も外側も休ませたいなと思い、家族に心配されながら(子どもたちは、「食べないと死んじゃうよ~」と心配してたけど、大丈夫や、かーちゃん、蓄えがあんねん)。断食自体は初めてですが、なかなかいい感じ。このことはまた別で書こう。 で、ちょっとボディイメージについてのコペルニクス的転回がありまして。いつもこんなこと考えてはいたのだけど、この度すごーーく意識化させられたので、書いてみる。 この私が筋肉質だと・・・?断食施設でマッサージを受けていて

          ボディイメージのコペルニクス的転回。

          命を感じている。

          身動きのできない新年を迎え、そこからの、緊急事態宣言。 色々なやるせなさ、悲しさ、不安、諦めが、とぐろを巻いているのを感じる。 何かが折れてしまいそうな不安と、こんな中でもやれることをして生きていくしかない、という力強さとの合間で、ここのところちょっとゆらゆらとしていました。 そんな矢先に、立て続けに、命というものの肌触りを感じる出来事が続いています。      高齢かつ闘病中だった親族が、旅立ちました。 親しい人、お世話になった人が、立て続けに、お腹の中の命を天に

          命を感じている。

          クライアントからの言葉が嬉しいから書く。

          今日も盛りだくさんで、気づけばこんな時間なのである。 なるべく22時くらいに寝たいのだけど、叶うのは週1日以下で、だいたい25時くらいに寝ていることが多い。ほんと、2021年は「ちゃんと寝る」を目標にしたい。。けど、やりたいことが多すぎるんだよなぁ。ほんと1日30時間ください。そしたら10時間寝るので(え) さて今日は(昨日か)、継続的にセッションをしているYさんの、ちょっと久々のカウンセリングでした。 大好きなクライアントなんですよ。ほんと。私の存在を承認し、必要に応

          クライアントからの言葉が嬉しいから書く。

          こぼれないうちに、走り書く。

          今日は朝から、官民色んな人との出会い(オンラインだけど)で興奮していて、着想モードがスパークしていまする。でも現実的に収束する系の仕事が立て込んでいるので、そっちをまずはやらなければ。てなわけで忘れないように自分用公開メモ。 ■来年チャレンジしたいことがある。でもその手前に転がる石に躓いていた。石をどけることを人に頼ってみたら快諾してくれた上に、早速事態が動き始めた! ■ひとりで何とか8割レベルにやるのを目指すのではなく、「できません」「なので助けてください」「一方私はこ

          こぼれないうちに、走り書く。

          地獄の引越屋がはじまった。

          今日、地獄の引越屋イベント第一弾として、こちらのイベントをこの後開催します。 満員御礼、ありがとうございます。このコンセプトに興味を持ってくださった方と、お会いできること、それぞれの地獄や獄卒や引越について、分かち合えることを楽しみにしております。 引越屋の立ち上げ話は、以前書いたこちらをぜひ読んでみてください。 私自身、地獄から抜け出たのか?と聞かれると、もちろんまだまだ。でも、何度も茹でられ刺されて、辛くて、でも出られなくて、、、ということを経験し、引っ越したと思っ

          地獄の引越屋がはじまった。

          明日はこない。かもしれないという件。

          私、麻酔もせず、患部を切り開いて、 腫瘍を毟り取るような生き方をしてます。 (あ、比喩です。以下同じ) いつの頃からかなぁ。 そこにしこりがあり、 明らかに体内を蝕んでいるのに、 違和感があるなー、おかしいなーと思いながらも、 気にしないで、あるいは 気になっても、放っておける、 寝かしておける人のことが、 本当にわからない。   理解できない。   麻酔が届くまで待つのか、 麻酔が効くまで待つのか。 あるいは、 切開したら、思ってたより悪いかもしれない? だから怖く

          明日はこない。かもしれないという件。