レアル・ベティス前半戦評価vol.2

レアルベティス前半戦評価(17節セビージャ戦まで)②

FW 背番号16 ロレン・モロン 11試合(2先発9途中)1G0A 評価点2
 今季はコロナで出遅れた。4-2-3-1の1トップをサナブリアとイグレシアスの3人と争っており出場機会がかなり限られている。ペジェグリーニの1stチョイスは今のところサナブリアで、昨季の10得点を超えるには彼からレギュラーの座を奪い、結果を出さなければいけない。

FW 背番号17 ホアキン・サンチェス 12試合(10先発2途中)0G2A 評価点4
 39歳になった今季だが現在2アシストと昨季ほどではないが善戦中だがコロナが明けた昨季から調子が上がってない印象。スピードは落ちたもののドリブルは衰え知らず。ペジェグリーニのサッカーにフィットできれば結果も自ずと着いてくると思うが、コロナに感染しこのまま復帰しても…いや、きっとレジェンドなら…

MF 背番号18 アンドレス・グアルダード 7試合(5先発2途中)0G0A 評価点3
 怪我で出遅れた今季は11節からコンスタントに出場し、副キャプテンとしてチームを引っ張るが年明けにホアキン、モントーヤとともにコロナウイルスに感染した。今季は怪我やコロナ、出場した試合も負けることが多く運がとことん無い。

FW 背番号19 アントニオ・サナブリア 14試合(10先発4途中)2G0A 評価点3
 ジェノアから復帰しペジェグリーニから1トップの1stチョイスに選ばれた。しかし現在は2得点に甘んじており結果が着いてこない。プレー内容はイグレシアスやロレンよりは良いが決定機を外すことも少なくない。後半戦はレギュラーを死守するために是が非でもゴールが欲しい。

FW 背番号20 ディエゴ・ライネス 8試合(1先発7途中)0G1A 評価点4
 同ポジションのレギュラー争いが激しく今季も途中出場が多い。限られた出場機会の中でもボールを持つと可能性を感じるプレーを魅せる。結果として今季は1アシストのみだが決定機を多く作り出す能力が伸びてきており、味方が決めてさえいればアシストももっと多いだろう。

MF 背番号21 ギド・ロドリゲス 17試合(17先発)1G0A 評価点7
 今季のチーム内出場時間No.1選手。個人的にはチームMVP。守備的MFとして相手の嫌なところに顔を出しDF陣を救ってきた。代えが効かない唯一の選手。攻撃的なMFとボランチを組む時の相方としては欠かせない選手である。シーズン序盤のウィリアン・カルバーリョとのダブルボランチのバランスが最高だった。

DF 背番号22 エメルソン 13試合(13先発)0G0A 評価点3
 バルサとの共同保有のサイドバックだが、今季の出来だと正直来季バルサはキツイと言いざるを得ないプレー内容。カードが多くマドリー戦では退場もしている。攻撃面ではクロス精度にも問題があり0アシストは低評価。フェキルやライネスが同サイドにいるときの連携は素晴らしくダニエウ・アウベス味を感じることがある。
 
DF 背番号23 アイサ・マンディ 11試合(10先発1途中)2G0A 評価点3
 開幕前はリヴァプール移籍の噂などもあったが結局は残留。コロナ陽性や出場停止などで欠場が多かった序盤だったがバルトラとのコンビの時が一番安心して見れる。しかし今季は失点の原因になったりすることも多い。第3キャプテンの座もカナレスに譲ってしまい、契約延長しなければ放出だろう。

MF 背番号24 アイトール・ルイバル 11試合(7先発4途中)1G1A 評価点5
 レガネスでの武者修行を終え帰ってきた今季は、ホアキンのコンディションが微妙に上がらない為、想像以上に多くの出番を得ている。ライネスとの争いを制し右WGの2ndチョイスに。右サイドバックなども経験してプレーの幅も増えてきている。

GK 背番号25 クラウディオ・ブラボ 8試合(8先発)16失点 評価点4
 今季リーガに復帰しバルサ時代の活躍を期待したが、8試合で16失点と結果で見るとなかなか酷い結果に。しかしコーチングや足元などジョエルにない武器で、彼より安定して見れる。ロングフィードを見るたびに獲得してよかったと思う。

MF 背番号28 ロドリ 4試合(1先発3途中)0G0A 評価点3
 20歳のカンテラーノ。少ない出場時間で見た感じ左利きのイスコのような感じ。しかしまだトップチームの選手に遠慮している感じもするので、それを無くしてフェキルからポジションを奪う勢いで頑張ってほしい。

DF 背番号33 ファン・ミランダ 7試合(4先発3途中)1G1A 評価点5
 バルサからローンで加入し13節の後半からレギュラーを奪取。アレックス・モレーノよりも守備での安定感があり失点がリーグワーストのチーム故に安心して見れる。本人もベティコであり、出場2試合目でレジェンドホアキンのアシストから得点したシーンは感動した。

監督 マヌエル・ペジェグリーニ
 マラガ以来のリーガのチームでの指揮だが苦戦中。守備改善が必須だった今季、蓋を開けてみればリーグワースト失点に。伝統的に失点が多いがこれを改善しなければ順位か伸びることは無いだろう。またFWの得点不足にも悩んでおり、これも改善が必要である。すべてを解決した先にEL出場権を得ることができるだろう。


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