見出し画像

キャリア・ウェルビーイング

みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!

きょうのテーマは「キャリア・ウェルビーイング」です。
最近また読み直し始めた『職場のウェルビーイングを高める』(ジム・クリフトン+ジム・ハーター共著)からご紹介します。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


キャリア・ウェルビーイングとは

キャリア・ウェルビーイングとは、職場のウェルビーイングを高める5つの要素のうちのひとつです。

5つの要素とは、

  • キャリア・ウェルビーイングー日々していることが好き

  • 人間関係ウェルビーイングー人生を豊かにする友がいる

  • 経済的ウェルビーイングー上手にお金を管理する

  • 身体的ウェルビーイングーやり遂げるエネルギーがある

  • コミュニティ・ウェルビーイングー住んでいるところが好き

ギャラップ社の調査によると、この5つのうち最も重要で、かつ他の4つの要素の基盤となるのが「キャリア・ウェルビーイング」です。

多くの企業はこれまで、「ウェルネス」に限定し、従業員に健康的な食事や運動を奨励してきました。しかし、本当に焦点を当てるべきは、5つの要素のうち最も重要である「キャリア・ウェルビーイング」です。

「職場のウェルビーイングを高める」より

実は正直なところ少し意外でした。この5つであれば、人間関係ウェルビーイングが最もベースであって重要ではないかと思っていました。

日々していることが好きと思える職場とは

では、キャリア・ウェルビーイングが高い、つまり従業員が日々していることが好きと思える職場とはいったいどんな職場なのか?

普通に考えつくのは、従業員のエンゲージメントがそれぞれ高い状態の職場ではないかくらいは思いつきます。

この本の中では、「自分の得意分野に取り組むことを楽しんでいる」状態とも書かれていました。

従業員が仕事に生き生きと取り組んでいるときは、「週末のために生きている」というようなマインドセットは当たり前ではなくなります。もしくは、すっかりどこかへ行ってしまうでしょう。日曜日が終わるときの気分の落ち込みも、実質的には半分程度です。さらには、より生産性が高く、クリエイティブで革新的になります。なぜなら、こうした人は本質的に、自分の仕事にやりがいを感じているからです。

「職場のウェルビーイングを高める」より

ではキャリア・ウェルビーイングな職場にするにはなにが必要か?

当然ここは知りたいと思うところです。いわゆるアクションプラン的なことです。この本では、

  • 必ず組織の全員が自分の強みを知っているようにする

  • 従業員の心身に悪影響を及ぼすマネジャーを排除する

  • マネジャーをスキルアップして、ボスからコーチへと変貌させる

  • ウェルビーイングをキャリア開発の会話の一部として定着させる

以上4つが紹介されていました。

マネジャーを排除するとは凄いですね!「今日の労働力にとっては、悪質なマネジャーは最も高いリスク要因となる」とまで書かれていました。今後こうした手法も取り入れていかないといけなくなるのかもしれませんね。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

人出不足の渦中にある職場の、特に経営者や管理者の方にはご参考にしていただければと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?