貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 89 アシスタントの技術試験を合格させても、いざお客様に施術させても、ミスを犯してしまうことが多い‥とお悩みのリーダー必読!

 アシスタントの技術は、順調に合格できても、いざお客様に施術をさせてみると、ミスが多く、担当スタイリストがやり直す事ってありませんか?

 ミスが続くと、担当スタイリストも、そのアシスタントに仕事を任せられなくなり、実践での成長機会を失うことになりますよね。かと言って、失敗覚悟で施術をさせるのは、お客様を練習台にしているみたいで、よろしくないですよね。

 では、どうすれば合格後のミスが減るのでしょうか?

 先ずは、技術試験の『合格基準の見直し』が必要ですよね。合格基準が甘いと、ミスを連発するのは、当たり前ですよね。

 合格基準は、『実際のお客様を想定した基準』にする必要があります。ウイッグ(髪の毛のある練習用の人形)での試験ではなく、極力人頭モデル試験がベストですね。ウイッグは、毛量も違いますし、雑に扱っても「痛いっ!」って言いませんので‥(笑)

 次に、過去の合格後のミスを集めて、①合格基準に盛り込むか、②指導時の教育マニュアルに盛り込むか、のどちらかで処理をしていくと、ミスは激減すると思います。過去のミスを集めて、指導時に「ここで、このようなミスを犯しやすいので、注意してください!」と事前に指導する機会を作り、練習時にも、注意しながら訓練させれば、必然的にミスは減りますよね。それを教育マニュアルに追加しておけば、指導し忘れることもないですよね。

 それ以降は、合格させるたびに、実際に合格者がお客様に施術した時の様子をチェックして、何か不具合が起これば、教育部に連絡する仕組みを作って、①or②の処理をしていけば、限りなく合格後のミスが減ります。

整理しますと、

⑴合格基準を実際のお客様を想定した基準に見直す。

⑵過去のミスを集めて、①合格基準に盛り込むか、②指導時の教育マニュアルに盛り込むか、のどちらかで処理をする。

⑶それ以降の合格後、お客様に施術した時の様子をチェックして、何か不具合が起これば、教育部に連絡する仕組みを作る。

この3つの取組で、合格後のミスを撲滅したいですよね。

お試しください。

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