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私がもう一度笹旅に参加しようと思った理由

2024/03/14、日本時間16時ごろ
ロンドンからドーハ経由、羽田空港に向かう飛行機の中でこの文を書いてます。

私は第4回となる笹旅に参加しました。
笹旅とは、イングランドフットボールチームの1つ、アーセナルの熱狂的なファンとして知られるタレントの笹木かおりさんと共に、ホームスタジアムのあるロンドンで試合を観戦するという企画です。
今はその笹旅の最終日、ロンドンでの全ての日程を終え、帰国の途に着こうとしているところです。

観戦した試合はヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ、FCポルトをホームで迎え撃つもので、1stレグを0-1で敗戦しているアーセナルにとって、7年ぶりのCLベスト8進出を果たすためには絶対に勝たなくてはならない試合です。

試合内容は前半終了間際の左ペナルティエリア付近、ウーデゴールからの華麗(というか色気のある)縦へのパスに反応したトロサールが対角線上にシュート、右サイドネットを揺らし1点を先制!
しかしその後は得点することができず(少なくとも2点は入ってたが…)、トータル1-1で延長戦に突入、それでも決着がつかずにPK戦へ。
アーセナル側は全員成功、一方FCポルト側のPKはアーセナルGKラヤの活躍で2セーブされアーセナルが劇的勝利!!見事CLベスト8進出を決めたわけです。

…と事象だけ書くとこんな感じ。
こんなこと別にnoteに残さなくてもグーナーならみんな知ってることなんですが、それでは芸がないので、笹旅のいち参加者として思ったこと、旅の中で感じたことをつらつらと残してみようかなと思います。

まずはなぜそもそも笹旅に参加しようと思ったのかを書いてみます。

このnoteを振り返ればわかる通り、私は4年前の第2回笹旅にも参加しています。終わった直後は「初めて海外行って芸能人にも会えて、アーセナルの勝ち試合見てもう満足!」となり、「まあしばらくは海外に行くこともないな…死ぬまでにもう一回行ければいいかな〜」くらいには考えていました。

しかしこのすぐ後にコロナウイルスが世界中に蔓延、いわゆるパンデミックが発生し、海外はおろか家の外にすら出るのが憚られる状況が続くことになります。
「人生はチョコレートの箱」と誰かが言ってましたが、生きてるとホントに思いもよらないことが起こりますね…

かくいう私個人にも思いもよらないことが起こりました。
去年の夏に帯状疱疹を右側頭部に発症、病気自体はすでに治っているのですが、その後遺症が右耳に残ってしまいました。右耳の聴こえは悪くなり、三半規管にも影響したのか真っ直ぐに歩けずフラつくことがあります。一応治療もしてますが、完治することはないかなぁと感じています。
人間40歳を超えれば、今までできてたことができなくなったり、体がついていかなくなったりする、いわゆる「衰え」を段々と感じてくるものですが、まさか急に降ってくるとは…という気持ちです。

2024年に入ってからも正月に能登半島で地震が起きたり飛行機事故があったりと、この4年の間に「人生は本当に何があるかわからない」ことがたくさん起こって考えさせられ、そこに笹旅の募集があったので「じゃあまだ身体が動くうちにやりたいことをやっておくか」と思ったのが2度目の笹旅参加を決めた大きな理由です。

あとはアルテタの手腕によってリーグ優勝も狙えるほどにチーム力と優勝の機運が高まってきたこと、そんなチームの中に冨安健洋という日本人選手が、ただの日本向けPRではなく守備の重要なピースとして在籍していることもあります。そんな状況、この先あるかどうかもわからないですからね、アーセナルだしw

後は現実的に、仕事先で一週間の休みを勝ち取れた(これは一番がんばった)、懐にも多少の余裕があった、そんなところです。

長くなっちゃったんで休憩。

カタール航空の機内食は味が大胆


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