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【注文住宅】購入から入居までの流れ

注文住宅の購入では、ハウスメーカー選びや打ち合わせなど、さまざまなステップがあります。

建売住宅の購入に比べて必要な作業が多く、時間もかかるので、スムーズに入居まで進めるためには段取りが大切です。

そこで本記事では、注文住宅を購入してから入居するまでの流れや期間、そして住宅ローンを利用した支払いの流れについて解説します。

「注文住宅を購入したいけれど何から始めればいいのかわからない」という方は、ぜひ参考にご覧ください。

注文住宅を購入してから入居するまでの流れ

  1. 予算とイメージの確認

  2. ハウスメーカー選びと土地探し

  3. 見積もり

  4. 本契約

  5. 詳細の打ち合わせ

  6. 着工

  7. 竣工&引き渡し

注文住宅を購入して入居するまでの流れは、上記のとおりです。

実際に注文住宅が完成して入居するまでには、1年から2年ほどかかるのが一般的です。ただし、住宅の規模や設計、地域や季節によっても変わります。

1.予算とイメージの確認

理想の注文住宅をつくるために、まずは予算を確認しましょう。

予算を決めないと、いくらでも 費用をかけられてしまうのが 注文住宅です。現金はどれぐらい用意できるのか、 住宅ローンを利用するのか考え、注文住宅購入にかけられる予算を計算します。

参考に、注文住宅を購入した人の所要金額と融資金をチェックしておきましょう。

住宅金融支援機構が2023年に公表した「フラット35利用者調査」によると、土地付注文住宅の所要資金は4,694万円、融資金は4,018万円でした。※

ただし、所要資金や融資金は、ケースバイケースです。自分に合った予算の確認方法は、以下の記事で解説しています。

「マイホームは頭金なしでOK」はウソ?注意点や目安の金額について

「こんな家にしたい」というイメージも、雑誌やインターネットなどで事前に探しておくといいでしょう。

※出典:2022年度 フラット35利用者調査|住宅金融支援機構

2.ハウスメーカー選びと土地探し

次に、施工を依頼するハウスメーカーや工務店を選びます。依頼先は、施工事例や保証・アフターサービスなどを見て選ぶといいでしょう。モデルハウスやオープンハウスを実施していれば、実際に足を運ぶのがおすすめです。

土地探しも同時進行で行います。ハウスメーカーは、土地選びからサポートしてくれることが多いです。物件情報サイトには載っていないような、建築条件付きの土地を紹介してもらえる可能性もあります。

自分で土地を探しつつ、ハウスメーカーのサポートを受けると、スムーズに見つけられるでしょう。

3.見積もり

土地とハウスメーカーが決まったら、希望する間取りや設備、外観などの要望をハウスメーカーに伝えます。

間取り図や構造・性能、費用などが提示されるので、よく確認しましょう。注文住宅ではデザインに目が行きがちですが、構造と工法も重要なポイントです。

見積もりは有料のケースもあるので、作成依頼前に確認しておくと安心です。

4.本契約

見積もりを見て契約するハウスメーカーが決まったら、いよいよ「​工事請負契約」に進みます。

工事請負契約とは、ハウスメーカーと依頼主の間で、住宅の建築・完成を約束する契約です。契約内容には価格や完成予定日などが記載されています。契約を結ぶ前に、念入りに確認しましょう。

また、​工事請負契約の締結後に工事をキャンセルすると、手付金が返金されないケースもあります。契約解除についても契約書に記載があるので、要確認です。

5.詳細の打ち合わせ

本契約後、本格的な打ち合わせのスタートです。ハウスメーカーの担当者と、間取りや設備、デザイン、施工のスケジュール、資金計画などを考えていきます。

ステップ1で用意した写真などをもとに、ハウスメーカーとイメージを共有しましょう。

プランが決定したら、建築確認を自治体に申請します。建築確認は、法令で定められた建築基準に適合しているか、確認するための制度です。

建築確認をパスできないと着工できないので、建築基準に適合していないと判断されれば、プランの練り直しになります。

6.着工

プランが確定したら、建築工事が始まります。

工事が始まる前には、重機の通過や騒音の発生に配慮して、近隣に挨拶に行きますが、建築会社の現場監督等に任せることも可能です。また、着工前に安全祈願として地鎮祭を行ったり、骨組み完成後に上棟式を行ったりする場合もあります。

これらを行うかどうかは、施工主の希望で選択できるので、打ち合わせの段階で考えておくのがおすすめです。

建築中は定期的に現場をチェックし、進捗状況を確認するといいでしょう。

7.竣工&引き渡し

住宅が完成したら、建築確認申請の内容通りにつくられているか、完了検査を実施します。

その後、完了検査・検査済証が交付されたら、いよいよ引き渡しです。ハウスメーカーと依頼主が立ち会いのもと、建物をチェック。問題がなければ、引き渡し手続きを行います。

引き渡し手続きが完了したら、いよいよ入居です。計画的に引越し準備を進め、新生活をスタートさせましょう。

住宅ローンを利用した支払いの流れ

注文住宅の購入では、まず土地の購入から始まります。土地の購入には自己資金や頭金が必要となりますが、住宅ローンによる融資も可能です。

土地代も含めて 金融機関の住宅ローンを利用する場合、 ハウスメーカーで土地代と建築費などの見積もりを作成してもらい、 借入希望額を決定。 住宅ローンの事前審査に申し込みます。

 事前審査に通過したら、本審査に申請。本審査にも通過したら、土地の購入手続きができます。

 土地の購入と建築費用は 支払いのタイミングが別で、 建築費用については 完成後に融資を受けて支払います。 着工時には、建築費用の一部を支払うことが一般的です。 自己資金で支払うのが難しければ、 金融機関のつなぎ融資などを利用して支払います。

住宅ローン 選びや 融資の方法などについても、 ハウスメーカーで相談に乗ってくれることが多いです。 独自のネットワークで金融機関を紹介してもらえることもあるので、住宅ローンについても、 ハウスメーカーに相談するといいでしょう。

まとめ:注文住宅の購入はハウスメーカーでサポートしてもらおう

注文住宅の購入から入居までの流れは、一般的な建売住宅とは大幅に異なります。建築工程や支払いの流れを理解し、スムーズに住宅を購入できるようにしましょう。

愛知県のハウスメーカー「フジケン」では、 建売住宅 だけではなく注文住宅も販売しています。

デザイン性も安全性も備えた高品質な注文住宅をつくりたい、という方は、ぜひフジケンへご相談ください。

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