【建売住宅】購入から入居までの流れを解説

2024年2月19日 07:15

マイホームの購入は、人生における大きなイベントのひとつです。

購入から入居するまでには、物件探し、購入代金の支払いなどさまざまなステップがあります。スムーズにマイホームを購入するためには、段取りが重要です。

ここでは、建売住宅の購入から入居までの流れを解説します。

建売住宅の購入から入居までの流れ

建売住宅の購入から入居までの大まかな流れは、上記のとおりです。

マイホームの購入には、高額な費用がかかります。また、マイホームを購入することによって、暮らしにも影響を及ぼすため、ライフプランの策定や予算の確認は大切な作業です。

これから起こり得るライフイベントとそれに伴い必要となるお金のことを考え、毎月どれくらい住宅ローンの返済に充てられるのか導き出しましょう。

また、建売住宅を買う際には頭金や不動産会社へ支払う仲介手数料などの諸費用がかかります。頭金や諸費用は、住宅ローンではなく自己資金で支払うのが一般的です。

用意できる頭金や無理がない住宅ローンの返済額が分かれば、購入できる建売住宅の金額も分かります。建売住宅の購入を機に、家計を見直すのもおすすめです。

ライフプランや住宅購入の予算に基づいて、エリアや予算を絞って物件探しを行います。

ハウスメーカーや工務店に直接足を運んだり、不動産仲介業者や物件情報サイトを活用したりして、条件に合う物件を探し出しましょう。

気になる物件を見つけたら、見学会で建売住宅を実際に見学します。物件見学の際には、住宅の中だけではなく外観も確認。行き帰りで、近隣住民の雰囲気やスーパー、学校などの周辺環境もチェックしましょう。

詳しい物件見学のチェックポイントは、こちらの記事をご覧ください→マイホーム購入の物件見学｜チェックポイントや注意点を紹介(2月公開予定です)

購入する物件を決めたら、申し込み手続きです。購入の申し込み時、販売元によっては「申込金」も支払うケースがあります。申込金は購入申込書を提出するときに支払い、もしも売買契約前に購入を辞めたら、返金されます。

その後、売買契約書の準備ができたら記載された内容や条件を確認。書類にサインしたら、売買契約が締結されます。売買契約書の内容に不明点や疑問点があれば、サインする前に担当者へ質問しましょう。

ちなみに、建売住宅の購入費用は住宅ローンで支払う人がほとんどかと思いますが、売買契約時には「手付金」が必要です。手付金は、住宅ローンの審査が通らなかった場合には返還され、融資が下りたら物件の購入代金に充当されます。

売買契約と同時に、住宅ローンの事前審査にも申し込みます。そもそも住宅ローンを利用できるのか、事前に確認する必要があるからです。

事前審査に通ったら本審査に進み、ローンの利用が可能と判断されれば融資を正式に申し込みます。ここまでの期間は、申し込み人と金融機関にもよりますが、1ヶ月〜3ヶ月ほどが目安です。

住宅ローンの審査を無事にパスしたら、金融機関や建売住宅の販売元のオフィスなどで、決済を行います。

金融機関から融資がおりるので、振り込まれたお金をその場で建売住宅の販売元へ入金。家の鍵をもらって、引き渡し完了となります。

決済が終わった後、司法書士が建売住宅の所有権を購入者へと変更。数週間〜1ヶ月ほどしたら、所有権者の氏名などが記載された「登記事項証明書」と「登記識別情報」が郵送されるのが一般的な流れです。

登記識別情報は不動産に係る権利を証明し、売却するときに必要となります。重要な書類なので、大切に保管しましょう。

登記事項証明書は、法務局で有料で発行できますが、こちらも登記識別情報と一緒に保管しておくのがおすすめです。

引越し前に、新居への入居準備を行います。必要な家具・家電の準備、引越し業者の手配や荷造りなど、同時進行で進めていきましょう。

引越し当日は、電気とガス、水道の開通・開栓も必要です。

また、引越したら14日以内に役所で住所変更手続きをしなくてはいけません。車の運転免許や銀行口座なども、忘れずに住所変更しましょう。

建売住宅を購入する際には、準備が重要です。ライフプランや予算を明確にしてから、物件探しや購入手続きを進めることで、スムーズにマイホームを購入できます。

賃貸の更新や家族の進学など、マイホームへ引越したいタイミングが決まっている場合は特に、計画的に準備することが大切です。

愛知県のハウスメーカーフジケンでは、建売住宅の販売だけではなく、購入予算の検討やマイホーム購入に関するお悩み相談を承っております。
無料のフジケンハウジングサロンへ、お気軽にお越しください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？