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独身でも住宅を購入するメリットはある?デメリットや予算の決め方を解説

「一生賃貸に住み続けるか迷う」「くつろげる自分だけの家が欲しい」

独身であっても、このように考えている人は少なくないでしょう。しかし、マイホーム購入は大きな買い物なので、なかなか一歩が踏み出せないですよね。

この記事では、独身の人がマイホームを購入するメリットを紹介します。デメリットやマイホーム購入時のチェックポイントについても解説。住宅を購入するべきかしないべきか判断するのに、きっと役立つでしょう。


独身で住宅を購入するメリット

独身で住宅を購入することには、3つのメリットがあります。

  • 理想の住まいで生活できる

  • 税金の控除を受けられる

  • 資産形成につながる

理想の住まいで生活できる

賃貸は壁に穴を空けるのにも気を使いますが、マイホームなら自分好みにインテリアを楽しめます。

間取りや設備面でも、賃貸よりも自分の理想に近い住宅を見つけられる可能性が高いでしょう。収納が多い家、賃が広い家など、憧れの住まいを見つけ快適な暮らしを実現できます。

税金の控除を受けられる

マイホームを所有していると、「住宅ローン控除」など税制上の優遇措置が受けられる可能性があります。

住宅ローン控除は、毎年末の住宅ローン残高または住宅の取得費用の1%が、10年間に渡り所得税の額から控除される制度です。

住宅ローンを利用してマイホームを購入するなどの適用要件があるので、詳細はこちらの記事をご覧ください。

他にも、長期有料住宅を購入した場合に利用できる控除制度もあります。賃貸の家賃を払っていても税金の控除は受けられませんが、マイホームを購入すれば税金の負担が軽減されてお得です。

2022年以降はどうなる?住宅ローン控除の変更点を分かりやすく解説

資産形成につながる

土地や建物などの不動産は、資産としての価値があります。将来、なんらかの事情でマイホームが不要になっても、売却して利益を得られるかもしれません。

不動産を高く売却するためには、立地や土地の形状などが重要です。マイホーム購入の際には、以下の記事で紹介しているポイントをチェックするといいでしょう。また、住宅ローンを完済すれば自分の資産となるので、老後の住まいとして安心です。

→戸建の資産価値って?価値が落ちづらい家の特徴を解説

独身で住宅を購入するデメリット

独身者が住宅を購入する際のデメリットには以下のような点が挙げられます。

  • 柔軟性の減少

  • 金銭的なプレッシャー

  • 固定費の増加

柔軟性の減少

独身者は、将来において結婚や転職、ライフスタイルの変化などが予測しにくい状況にあります。マイホームを購入すると、転勤などの変化に対応しづらくなるでしょう。

ただし、最近はマイホームを賃貸に出したり民泊を運営したり、住まいを利用して副業する人も増えています。やり方によっては損をせずマイホームを所有し続けることも可能です。

金銭的なプレッシャー

マイホームの購入は勇気がいるものです。ローンを返済し続けられるのか、金銭的なプレッシャーを感じる人もいるでしょう。

なるべく金銭的なストレスを抱えたくないという人は、住宅ローンを利用する際は固定金利を選ぶ、無理のない収支計画を立てるなど、対策を考えるのがおすすめです。

固定費の増加

マイホームを購入すると、固定資産税の支払い、火災保険や地震保険の保険料、修繕・メンテナンスなどの費用がかかります。

賃貸の場合は、管理費用や修繕積立金といった名目で費用が徴収されています。マイホームは自分でこれらの費用を計画的に準備しなくてはいけません。

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住宅購入時のチェックポイント

独身者がマイホームを購入する際には、注意深く計画を立てることが重要です。住宅購入時には、以下のポイントについて考えましょう。

貯蓄と予算の確認

マイホーム購入には多くの初期費用がかかります。住宅ローンを利用するとしても、基本的に頭金、諸費用、引っ越し費用などは自分で支払うものです。

ただし、貯蓄をマイホーム購入に全て当てないように気をつけましょう。 建物などを購入した後は、不動産取得税を支払わなくてはいけません。

不動産取得税の額は、購入した土地や建物などの価格によりますが、安くない金額です。将来的にメンテナンス費用などが必要になることも考慮し、初期費用へ当てる予算を決めましょう。

マイホーム購入にかかる諸費用についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

失敗しない!マイホームの予算を決める方法と返済シミュレーション

ローンの借入期間と返済額

住宅ローンは、借入額だけではなく返済期間と毎月の返済額も重要なポイントです。自身の収入や将来の見通しに合わせて、適切な条件を選択しましょう。

無理な返済計画を立ててしまうと、病気や怪我などによって働けない状態になったとき、支払いが負担になってしまいます。

将来どのような暮らしをするか

独身だとなかなか、将来の暮らしをイメージしづらいかもしれません。しかし、マイホームを買うなら、老後も住み続けるのか考える必要があります。

もしも老後も住み続ける予定なら、生活環境が整ったエリアで長期的に暮らしやすい間取りを選ぶべきです。

将来のライフスタイルを考慮し、購入する前に十分なリサーチを行いましょう。また、親と一緒に住む可能性についても家族と話し合っておくべきです。

まとめ:独身でも住宅購入するメリットはある

独身がマイホームを購入するメリットは、理想の住まいを手に入れられることだけではありません。 多くの場合税金の控除を受けられますし、資産の形成にもつながります。

生活の柔軟性が落ちることや 金銭的なプレッシャー、固定費の増加といった デメリットもあるので、マイホームを購入するかは自分の優先したいことに合わせて、よく検討しましょう。

マイホーム購入についてお悩みの方は、フジケンのハウジングサロンでぜひご相談ください。


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