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色が現す2つの顔について

どうも!ふじきむです!
前回の自己紹介noteより少し経ちましたが、今回よりつれづれなるままに思いや知識をしたためていきたいなと思っております。

ちょっとでも参考になったりアドバイスになったりすることでもあったら自分としても幸せます。


それでは早速本題に入っていきますが、今回は色彩が現す2つの顔(側面)についてです。

現在自分は色彩の勉強をしてますが、以前読んだテキストにこのようなことが書かれていました。

◯生活環境における色彩効果
色彩のはたらきには大きく分けて以下の2つ

・機能的効果・・・配色により識別性をあげたり、情報を伝達したりすること
・情緒的効果・・・その色彩をみることによって感情をあたえたりすること

これを見たときに、ハッとしてものすごく腑に落ちたのを覚えています。というのも、自分は色彩を勉強する前から薄々感じていました。

7色の虹を見て感動した方も多くいると思いますし、夕焼けの茜色に心を奪われた経験も一度は経験したことがあるのではないでしょうか(自分は頻繁に心を持ってかれています)。

こうしたはたらきは色彩の「情緒的機能」です。これは色彩の第1の機能かなと思ってます。

また、お手洗いで男性は青、女性は赤のような区分もあります。赤は止まれ、青は進めも誰もが共有しているものだと思います。

こうしたはたらきは色彩の「機能的効果」です。その色を見るだけで、判断ができる(情報をもらっている)のです。これは単純な情報ではありますが、文字情報より早く判断ができるのではないかと思ってます。


これだけ見るとなんだよ、そんくらい分かってるわと思う方も多くいらっしゃるかと思いますが、その上で大事にしたいことはこの2つを意識すること。

工場などのように情報を伝達することが重要な場面では、機能的効果のみを意識して識別性をあげることを目的にすればいいと思います。

それとは異なり店舗デザインや日用雑貨の場合は物としての機能と商品としての世界観や個性を売り出すことも重要な要素です。
たとえば、老若男女利用する100円均一でパステルカラー(ペールトーンなど)を基調にしてしまうと男性は多少なりとも入りづらくなると思います。製品の質にこだわっているなら暗めの色も混ぜたり、黒や紫など高級感をイメージされる配色も混ぜるとよいかなと思われます(もちろんコーポレートカラーとの兼ね合いにもなりますが)。


実際の配色や色の決定は個別具体的な話になり、知識があればどうというものではないように思われますが、自分で何か色を決める際はこの2種類の機能があることを頭の片隅にでも置いて置かれると良いかなと思います。
そして実際に色決定する際には、自分が物の機能を強調ししたいのか、雰囲気を表現したいのかを考えて決めると良いかと思われます。

以上。このような感じで色々考えながら、お役に立てる知識などを綴っていきたいです。

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