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キャリーザサン

 1月1日の能登半島地震を機に、家にある防災グッズを見直してみた。防災グッズリストを見ながら、今度買おうと後回しにしている物がいくつかある。その中の一つがランタンだ。
 
 停電した時に、懐中電灯やキャンドルはあるが、懐中電灯は部分的に照らすことはできても部屋全体は暗い。キャンドルは、猫がいるのでちょっと怖くて使えない。
 
 以前ラジオで、ランタンが停電の時にいいと聞いて、スマホで公式サイトを開いたままになっていた。それが、『ソーラーランタン キャリーザサン』だ。
https://carrythesun.jp/
 
 “キャリーザサン=太陽を持ち運ぶ”なんて、とても素敵なネーミングだ。ロゴのデザインもいい。ソーラーランタンと言うだけあって、太陽光で充電できるようになっている。
 
 価格がMediumサイズで4,400円。ランタンの平均価格は知らないが、私にとっては安くはない買い物だった。なので、とりあえず1個購入してみた。

 支援モデルというものがあり、1個購入すると、能登半島に1個寄付されるというものだった。他にもトルコ地震支援やタイ・ミャンマー支援などがある。自分用に1個買うことで、誰か困っている人の役に立つことができる。とてもいい取り組みだと思った。
 
 届いた商品の感想は、とても軽い!片手に乗るくらいの大きさで、折り畳むと文庫本くらいの大きさ厚みになる。公式サイトでは、重量86グラム、サイズ210×110×12mm(収納時)、110×110×110mm(使用時)となっている。
 
 電池の残量もインジケーターランプで簡単に確認することができる(smallサイズにはインジケーターランプがないとのこと)。ベランダの日が当たる場所に一日置いておけば、ほぼ充電がフルになる。電池が手に入らなくても、太陽さえあれば充電できるのは心強い。

インジケーターランプ

 また、見た目がシンプルで、どんなインテリアにも合いそうで、普段の生活でも使えることが何よりいいと思った。災害時用に閉まっておくわけではなく、間接照明として私は使っている。温かみのある明かりが、部屋の照明を落として使うとほっとさせてくれる。
 
 災害時だけに使うと思うと、なんだかもったいないけれど、普段も使えるのなら高くはない買い物だと思える。リビングと寝室とトイレ用に、追加で2個購入した。
 
 今のところ停電することもなく、実際使ってどうだったかは言えない。このまま言わないでおけたら、と願わずにはいられない。停電の時の明かりをどうしようか悩んでいる方がいたら、『ソーラーランタン キャリーザサン』をお勧めしたい。支援モデルで、誰かに温もりを届けてみてはいかがだろう。

#もしもの備え

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