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【その時、蔡英文はどうしたか】

「大丈夫、総統はここにいる。何があっても、総統はあなたと共にいる。」

と、蔡英文は満面の笑みを浮かべながら出席者たちに言った。
そして、出席者たちは大笑いして、拍手をした。

以上述べたこのワンシーンはどのような場面の時だったのか、当ててみてください。(三択)

①会議中の部屋に、誰かがピンポンと呼び鈴を鳴らした時。

②会議中の部屋の外で、車のタイヤがパンクして大きな音がした時。

③先日、国家級警報が鳴った時。

答えは、なんと③です。

(映像はこちら)
https://youtu.be/OEHtVnZdy7A?si=JFDbBLRcNg3JXD04

アメリカの911の時、ブッシュは閣僚から知らされた時、顔は真っ青だった。日本の岸田総理は能登半島大地震の直後にすぐ対策室を設置し、指示をした。

警報でも、日本のJアラートだったら、総理や関係閣僚等は急いで動くでしょう(航空機船舶の安全確認、国家安全保障会議開催等)

では台湾の国家級警報が鳴った時、蔡英文は?

イベントに出席していた皆の携帯がビービーなり始めた後、前述の行動の後は、引き続き笑いながら講演をして、その後引き続き選挙活動を続けていたそうです。

ありえる?

ありえないよね。

このような奇妙な行動もあり、多くの市民が、今回の警報騒ぎは結局民進党の選挙のための工作に違いないと解釈した。

早速 いろんなおもしろ画像(例えば、大きなマンゴーの形の衛星が台湾の上空にある。なぜ マンゴーかというと、ドライマンゴー(芒果乾)の発音は「亡国感」と似ているから)を作って、また亡国感(中国にやられて国が亡くなる恐れ)の雰囲気を作って恐怖を煽りたいのね、と民進党政権を批判したり、警報の変な英語(flyover=遊覧飛行の意。正しくは、fly over)について揶揄したりしていた。

おととい、この警報の後、私は日本のネットの反応と台湾のネットの反応とを見比べてみた。

日本の言論人、例えば門田氏は早速中国批判を始めていた。そして、多くの日本人も似たような反応。(やれやれ)

一方の台湾では、多くの市民は大笑いしていた。

今回の警報の鳴らしたタイミングもかなりおかしい。

中国が衛星を発射したのは午後3時3分。

台湾が気付いたのは午後3時4分。

そして1回目の防空警報が出されたのは…午後3時17分。

https://news.pts.org.tw/article/675405

。。。さすがに遅くない😑?

本当に危機が迫っているなら、これじゃかなりやばいよね。

もう一つおかしいことがある。

実は台湾の国家レベルの警報が出される対象は決められているのだが、その中には、衛星発射は含まれていない。
(警報の文は、最初から「衛星」と記載。)

極めて異例である。https://udn.com/news/story/7314/7697494

結局、今回のお粗末な警報について、行政院長と国防部は陳謝していた。

おそらく国防部のどこかの部署に責任を取らせる形にすることでしょう。

選挙まで残り1日、台湾から目が離せない。

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