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【今度こそ国民党は団結するぞ!】

台湾の立法院長と副院長選出を巡る3党間の争いの構図や状況については、先般ご紹介した劉さんの記事などを含め、きっと日本のメディア人のどなたかが触れると思うので、それについては省略します。

国民党が第1党となったので難なく韓國瑜が立法院長になるものとずっとみんなが思っていたが、 既報のように突然同じ国民党の傅崐萁が立法院長に立候補すると言い出した。

それで「えー、また国民党分裂?」と多くの支持者が心配していたが、2、3日騒いだ後、一昨日、傅崐萁は「韓國瑜(院長)江啟臣(副院長)の組み合わせに賛成」と突然発言した。

更に国民党は、票が割れるのを防ごうとして、国民党は全員記名での投票方法に変更する、と発表した。

良かった。これじゃ裏切り者は裏切れないね。

裏でどのような取引があったのかは知らないが、国民党の朱立倫主席、今回はよくまとめました!パチパチ。(👏)

民進党は今回の選挙で結局4割の賛同しか得られなかった。また、現状、多くの国民の希望になっている立法院では、3党のどこも過半数を超えていない。

この8年好き放題にやってきた民進党にとってはやり辛いだろうが、やっとこれで台湾の政治は少しはいい方向に進みそう。

特別なハプニングがない限り、高い確率で立法院の院長は国民党の韓國瑜になりそう。(民衆党の動きは引き続き注視要だが)

ただ、これで落ち着くとは思わない。
果たして、投票日に、突然お腹が痛くなった、とか、交通事故に遭った、のような立法委員が出てきたりするのでしょうか❓


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