藤間紗花

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藤間紗花

フリーライター・エディター 日記はこちら→https://note.com/sayakafujima

最近の記事

イヤイヤ期の2歳児との13時間のフライトレポート

8月10日〜17日のお盆期間中、父・姉・夫・娘・私の5人で、父方の従姉の暮らすノルウェー・ベルゲンへ行ってきました。 父方の従姉がノルウェー人の方と結婚し、彼の故郷であるベルゲンで子育てをしていると聞いて「私の娘と従姉の娘を会わせたい!」とスタートした旅行計画。 しかし、日本からノルウェーへの直行便はなく、ヘルシンキ(フィンランド)もしくはストックホルム(スウェーデン)などを経由しなければならないので、乗っている時間だけ見てもフライト時間は15時間ほど。「やんわりとイヤイ

    • 無痛分娩で産みたかった私の出産レポート

      出産をしてから、ちょうど一ヶ月が経った。産まれたての頃にはどう見てもガッツ石松にしか思えなかった娘も、このところはくちばしのように尖った唇や低い鼻、奥二重の瞼が私に似ているような気がしてきた。なにが嫌で泣いているのか分からなかった新生児期に比べて、「お腹が空いたのか」「眠いのに寝付けなくてイライラしてるのか」など、なにを訴えてきているのかも少しずつわかるようになってきている。 もちろん毎日の育児は大変なのだけれど、早くお腹から出したくて泣いていた日々や、想像以上の苦しみだっ

      • 【成功談・失敗談】ゼロウェイストを目指す藤間の長い道のり

        前回の記事をご覧いただいた方はご存知かもしれないが、今年の夏に環境問題に初めて関心を持ち、その深刻さに衝撃を受けた私。個人にもできることはあるはずだと考え、少しずつ生活を見直すようになった。その中のひとつが“ゼロウェイスト(ごみのない暮らし)”を目指す活動だ。 とはいえ、これまでの私の生活はなんともプラスチックフレンドリーなものだった。もちろん今も、「プラスチックは断絶すべきもの」とは考えていない。私のつけているコンタクトも、コンタクトを外したあとにかける眼鏡もプラスチック

        • 語る人間は疎まれる? 環境問題をシェアすることの難しさ

          突然だが、あなたの友人や知人が、それまでにはまったくそのような行動はとっていなかったにもかかわらず、誰かの著書や発言の引用をしながらあなたの興味のない話をし始めたり、いままで食べていたある種の食べ物を一切口にしなくなったり、生活スタイルを大幅に変え、「それらをしたことによって自分の人生は素晴らしいものになった」と語り出したら、あなたはどう思うだろうか。 「こいつヤバいものにハマったな」と思うのではないだろうか。 私が環境問題に関心を示し、プラスチック依存を断ち切るべく生活

        イヤイヤ期の2歳児との13時間のフライトレポート

          ロック好きの私が、ヘドバンしすぎて網膜剥離になった話。

          普段ノートにて、大好きな喫茶店や旅行先などで出会った喫茶店についての記事をだらだらと綴っている私。2019年を迎えるとともにフリーライターとして活動を始め、現在はいくつかの企業とお仕事をさせていただいている。 先日、とある会社の方との打ち合わせの中で、好きな音楽についての話題が持ち上がった。その方は生粋のバンド好きで、私もその昔ロックやハードコアを愛していたので、仕事の話よりも盛り上がってしまった。 話の中で「私、昔ヘッドバンキングしすぎて網膜剥離になったんですよ。ヘドバ

          ロック好きの私が、ヘドバンしすぎて網膜剥離になった話。

          結局いちばん通いやすいのは、近所のカフェ。千川の「sakiya cafe」

          私は文章を書くのが好き。それにカフェへ行くのも好き。それならば自分の好きなカフェを紹介するブログを作ろう!と一念発起したのが7ヶ月前。しかしこれまで書いた5つの記事のうち、3件が旅先で訪れたカフェを紹介した記事。しかも、そのうち2件は海外である。これじゃ旅ブログになってしまうのでは? そんな不安を抱き始めた頃、夏まで住んでいた街を訪れるタイミングがあった。といっても、以前住んでいた街といま住んでいる街はギリギリ同じ区内。遠出というほどでもないのだが、電車で行きやすい場所でも

          結局いちばん通いやすいのは、近所のカフェ。千川の「sakiya cafe」

          デンマークの歩行者通りを一望できる、『カフェ・ヨーロッパ』でひと休み。

          気温もぐっと低くなり、キーボードを叩く指も思うように動かない。そう、今は11月。秋も深まり紅葉もいよいよ本番と言う時期なのだが、お盆休みの北欧旅行で訪れたカフェについて今更ながら書こうと思う! ちなみに、前回フィンランドのカフェについての記事を書いてからもう3か月ほど経とうとしている。ややもすれば旅行の記憶が失われそうだ。 さて、今回の旅行で私たちが訪れたのは、フィンランドとデンマークの2カ国。もともとフィンランドへ行きたいがために企てた旅行だったので、デンマークは「コペン

          デンマークの歩行者通りを一望できる、『カフェ・ヨーロッパ』でひと休み。

          フィンランドと言えば、優しい味の「ロバーツコーヒー」

          皆さん夏のバカンスはどのように過ごされただろうか。私はと言えば、毎年恒例となった父と姉とのすねかじり海外旅行にて、北欧はフィンランド、デンマークを訪れた。 フィンランドと聞いて思い浮かぶものは何だろう。言わずとしれたフィンランド生まれのキャラクター、ムーミンだろうか。それともサンタクロース?いやいや、近年日本で大流行のアラビア、イッタラなどの高級食器だろうか。 しかし、私の旅の目的はそのどれでもない。コーヒー消費大国でカフェを訪れること! カフェラテを飲むこと! そして優

          フィンランドと言えば、優しい味の「ロバーツコーヒー」

          京都清水寺の参道を抜け、大正ロマンを味わえる「夢二カフェ」

          6月最初の週末、高校時代からの友人の結婚式の為、共通の友人2人とともに京都を訪れた。京都へ足を運んだのはこれが3度目、実に5年ぶり。友人の晴れ姿を見届けるとともに、わたしには「京都らしさを堪能できる喫茶店に行く」という野望があった! 埼玉生まれ埼玉育ち、現在東京在住のバリバリ関東人のわたしにとって、京都から連想するのは中学時代の修学旅行。京都駅に降り立ちそびえ立つ京都タワーを見上げても、四条通を歩き水面のきらめく鴨川を眺めても、思い出すのはやっぱり修学旅行のあの日の思い出。

          京都清水寺の参道を抜け、大正ロマンを味わえる「夢二カフェ」

          老舗の魅力溢れる、大山の「レストランオオタニ」

          前回の記事で「自分が当たり!と思ったカフェを紹介していく」などと息巻いていたが、最近すごくいいお店へ行ったな、もう一度行ってみよう、と思った店はよくよく考えなくてもレストランだった(店に入ってから気づいた)。初回からテーマがブレブレだが、わたしの中の「居心地がよくくつろげる、優雅な場所」という定義には大いに当てはまるのでよしとしよう! 大通り沿いで異彩を放つ、老舗の洋食屋さん 今回紹介したいのは、板橋区熊野町に位置する「レストランオオタニ」。最寄りは東武東上線大山駅で、駅

          老舗の魅力溢れる、大山の「レストランオオタニ」

          お腹以外も満たされる、だからカフェが好き。

          このたび、noteを書きはじめるにあたり、書きたいテーマについて考えてみた。はじめ、精神的な想いを書き綴るのが自分の頭の整理にもなっていいんじゃないかと思ったのだが、とりあえず書いてみたラフのようなものが堂々めぐりの内容になってしまった。かつて不動産関係の会社に委託され住宅に関するコラムを書いていたが、依頼されたものでなく、自分自身で考えて発信しようとすることはぞんがい難しいものだなと思わされたけれど、よくよく考えてみたら精神的な想いを書き綴りたかったわけではない。 自分の

          お腹以外も満たされる、だからカフェが好き。