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複業でキャリアにイノベーションを生み出す複業コミュニティを作ろうと思う

少し前に「ホワイトボード居酒屋が欲しい」というnoteを書いたところ、多くの方に賛同を頂きました。https://note.com/fujimarketing_12/n/n86d7c7808b01

しかし、物件を具体的に探している中でCOVID-19の流行によりリアル店舗の出店検討を取り止めました。

改めて自分が作りたい場や体験がどのようなものか、を自問自答する中で、
僕が作りたいものは、単なる場所や箱という事よりも、
いつもの職場での会話や関わりとは異なる、日常の仕事の延長線にある新たな関わりや繋がりを作る事。
その結果として、新しい価値を生み出す起点になりたい。
そんな答えに行き着きました。

これを実現するMinimum Viable Productは場所や箱を作る事だけが選択肢ではなく、コミュニティとしてのオンライングループでも良いだろうなーという事から、
タイトルの通り「キャリアにイノベーションを生み出す複業コミュニティ」を作りたいという運びとなりました。


なぜキャリアにイノベーションなのか?

キャリアにイノベーションを起こすとは何を言っているのか??
これはいわゆるパラレルキャリア(=複業)の事を指しているのですが、
ここから少しキャリアの形について考えてみたいと思います。

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この図はこれまでのキャリアに対する価値観の変遷を示したものです。
(とはいえ、全く新しい考え方という事では全然なくて、野津卓也氏というキャリアカウンセラーの方も「20代から始めるキャリア3.0」などで提唱している価値観の変化を私の言語で解釈したものです。)

キャリア1.0 半沢直樹の時代

キャリア1.0は言わずもがな、昭和〜平成にかけての経済成長期における終身雇用制度という決まった世界の中で、どれだけ出世の階段を登れるか?地位材や物質的価値という皆が欲しがる画一的な価値を追い求める世界です。
まさに典型的な半沢直樹の世界です。

キャリア2.0 ハゲタカからスタートアップバブルの時代

キャリア1.0に風穴を開けたのが平成後半に訪れる、グローバル企業化の波です。
出世の階段を順調に登れば正解という人生のはずが、突然外資系企業やファンドが会社を買収・合併し、安泰の地位が揺らぎます。
さらに外資証券や外資金融、ファンド、コンサル、マーケなど、20代から経営の最前線で戦い続けるサイヤ人が登場します。

極め付けは金融緩和やスタートアップバブルに端を発して、コンサルや外資金融で実力をつけた猛者たちが、今度は社長やCXOという地位にいきなり躍り出てForbesや日経などの記事を席巻し出します。

転職や起業が当たり前の時代となり、どこでも役立つカタカナスキル(ファイナンス、マーケティング、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング etc..)が人生を生き残る為の武器となります。
論理と合理、ロマンをそろばんで弾く世界の中で誰よりも実力を発揮して、高待遇でのポジション獲得や上場ゴールを目指してハードシングスを続ける事が目指すべき姿となりました。

そして大企業で働く人々はいつしかリスクを取らずに現状維持に甘んじるイケてない人のレッテルに。

少しでも現状を変えようと行動を起こそうとしてもイノベーションのジレンマや組織・事業部長の岩壁に阻まれて前に進めず、仕事に対するやりがいを失っていく・・
こんな状況から抜け出そうとスタートアップへの転職を考えるが、不安定さや年収ダウンリスクを感じて一歩が踏み出せない。

私自身がまさに上記の状況に置かれている当事者でした。

そんなロールモデル不在の時代で新たな選択肢として生まれたのがキャリア3.0と考えます。

キャリア3.0 ライフシフト時代

従来の成功の定義は組織の中での給与や待遇、地位を確立する事。もしくは創業した会社を上場まで導き、まとまったキャッシュを得る事でした。

しかし、経済成長なき文明化が完了した日本においては地位財がもたらす幸福の総量は限定的となります。

この状況下では成功や価値の定義は自分自身で設定する事が求められます。
これは現状維持に満足せよ、という事ではなく、ゴールや成功の定義を自分で作る事が重要と私は考えます。

自分の人生での価値を定義して成功の尺度を自分で設定する事。これは誰かの背中を追って一つの仕事を極める事でもあれば、自分で道を切り開く事でもあると思います。
少し古いですが、そのイメージを分かりやすく表現したリクルートのCMがあるので紹介します。

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2014年当時の自分はまだ正しく理解できていませんでしたが、30代になった自分としては中々感じるところがあります。

このキャリア3.0の考え方を理解する上で重要なのが、キャリア3.0の考え方がキャリア1.0や2.0を否定する事ではなく、内包しているという事。

キャリアの構造自体のキーワードは「含んで超える」です。
※下記はそのイメージ

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ここまでの説明の中で、キャリア3.0って具体的に何をどうすれば良いのか?への答えがありません。

そうです、答えは自分で定義するものですから誰からも教わった事がないのです。ではどうやって答えを見つけるために考えると良いのでしょうか?

キャリア3.0を実践するには?

個人的には一つの会社の中でやりがい、自己決定感、社会貢献感、給与、労働環境の全てを求めるのは限界があると考えています。
一方でどれかを諦めてもいけないと思います。

そこで登場するのが複業、パラレルキャリアというキャリアの作り方だと考えます。いきなりやりがいや自己決定感だけを求めて起業せずとも、スタートアップに転職せずとも、今の会社に所属しながら興味がある面白そうな事にちょっとチャレンジしてみる。
こんな働き方を実現できる時代がリモートワーク時代だと私は考えます。

ではどうやってそのような都合の良い働き方の機会を見つけられて、一歩踏み出す事ができるのでしょうか?

ここまで読んで頂いた方は複業にとても興味をもたれた方だと思います。
そんな方々に対して、11/19(木)19-21時に参加費完全無料のオンラインイベントを開催します。

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これからのキャリアの在り方や複業がもたらすキャリアの拡張性についてみんなで考える双方型オンラインイベントを予定しています。

そしてゲストには自身で道を切り開き、キャリアの幅を広げた30代の複業家をお招きして、ネット記事や本には書かれていないリアルな複業の始め方についてお話を伺います。

興味ある方は画像からpeatixページで無料チケットをご購入下さい。

イベントご参加された方には、これから立ち上げる複業のキッカケを提供する無料コミュニティへもご招待しますのでぜひご参加ください!

では本日はここまで!

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