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余談『Lucky²「ずっとずっとずっと」&Girls²「We are Girls² -Ⅱ- 」リリースイベント@アリオ橋本に行ってきた』

アリオ橋本

ここでのリリイベ体験は二度目。

前回はLucky²の「夢空に羽」のリリースイベントであり、かなりよい場所からステージを見ることができた思い出もあり、よい印象しかない。

けれど前回と違うポイントとして、基本が全員スタンド(立ち見)であること。
故に目の前にでかい人が来たら前は見えない。
この前のららぽーと横浜でのスタンドにより、リリイベの楽しさとは視界をどう確保するかに比例していると感じた次第。

ららぽーと横浜の会場のステージが低いということもあり、五列目くらいから観たステージは人の頭の隙間からかろうじて優來がときどき見える程度。
なのでパフォーマンスがほとんど頭に残ることなく新曲の「まっさら」などもさっぱり頭に入ってこなかった。

Girls²の際は三列目くらいから観ることになったけれど、こちらは常時、頭などは見えていて、体の動作までは人の隙間から見えるレベルで、知っている曲は問題なく乗れることができたが、新たに披露された「Magic」はイメージが掴めずいいも悪いも感じられなかったというのが現実。

こう考えると、視界の確保こそがライブの肝。
離れていても全体が見えるだけで心安らぐ夜もある。
肉体の壁により前が見えない苦痛こそが最大の敵。

なので今回のリリイベは視界の確保をテーマにしつつ、順番は運次第。
そのときそのときで考えることにした。

今回の入場は、Lucky²は予約購入時に得られた整理券番号順。
Girls²はその番号を下に抽選が行われ入場順が決まるもの。
自分がもらったのが次の整理券番号。

いいこととわるいことと

Lucky²は25番なので25番目に入場し、好きな場所から観ることができる。
Girls²は387番なので抽選入場順が301番から400番での指定入場にならない限り、入場ができない。最悪最終組になる場合も有り得る。しかも番号後半の場合、よい場所を確保することは難しい。

朝7時半に現地到着し、発売開始の10時まで並んでの結果がこれ。
25番は正直「やった」と思いました。
387番は「終わった」と思いました。
けれど悩んでいてもしょうがないので、シールを配布しながらお昼を食べて時間を潰すことに。

待機時間

たこ焼き

久しぶりに食べたお店の味のたこ焼き。
いろいろ悩んだのだけれどすぐにできそうだったし、ガッツリ食べるのもなんか違うような気がしていたのでこれで落ち着く。

同じ推し活仲間と話をしたり、シールを配布したり、本能のままに物欲全開の子供に癒やされたりと、リリイベは人と交わることも魅力のひとつ。
これが実に自分の仕事に活きる。
脚本を書くということは、自分以外の人間とそれにまつわるドラマを書くことである。
テンプレートにはまった人物を描くことよりも、自らが出会った人物を下に強弱を利かせて描くほうが描線が活き活きしたものとなる。

好きという言葉の根にある様々な考え方や思いを聞いていると、人間は同じ方向を観ているようで、その矢印は様々な曲線を描いて目的にむかうのだなぁと感じるのだ。
なにいってんのかよくわかんないよ、と思われてもしょうがない。
自分に見えているものがそうなのだから。

さて――、そんなことをしているうちにLucky²のリリイベの時間となったので会場へと向かう。

Lucky²リリースイベント

アリオ橋本の会場

入場順は番号順なので混乱はなく、会場から離れた場所で一度、列形成をしてからの移動>入場となった。

今回は25番目なのと、場所は斜めに張られたキッズエリアとの境界線上を選択。
実はここはステージに対して斜めに配置されており、目の前にくるのは背の低いキッズたちばかりであるため、遮るものが少なくなる。
推しのいる中央からはずれるものの視界確保が今回のリリイベのテーマなのでここでよい――と思ったら後ろにいた人も同じ考えで「ここっすよね」と意気投合。

そして程なくしてLucky²登場してリリイベが開始される。

セトリは以下。
1・ずっとずっとずっと
2・MC自己紹介
3・まっさら
4・Dreams,StandUp!

「ずっとずっとずっと」では今回は正面に莉愛が来ることが多かった。
目が合うことはなかったが前以上に表情を抜くことが減っているような気がした。
また優來も観ることができる場所だったこともあり、その表情の豊かさに「やっぱりこの子好きだわ」となった。
見せ方にテーマをもって取り組んでいるのはいつも感じていたけれど、この曲はセンターでもあり、MVの演技でも納得いってない部分があったと人伝に聞いている。
優來は表現という武器を活かしてLucky²の軸となろうとしている段階だからこそ、この曲から魅せることへと歩み始めているのかもしれない。

「まっさら」はソロパートというよりもツインパートというべきか、ふたりがペアになって歌っていく場面が印象的で、曲はLucky²ファンにささるタイプ。
またステージ上を大胆に移動する振り付けなどは「君はダーリン」などでも観られるように、この子たちの持ち味のひとつ。
もう少し聞き込みたい。

「Dreams,StandUp!」はこれまであまり観たことのないタイプ。
力強さを前に押し出す、ダンスパフォーマンスをみせるための曲なのかもしれない。まだ二度目なので確たることは言えないので、次のリリイベでしっかり観ておきたいと感じた。

Lucky²はまだ成長期の女の子たちが多く、梨々香は変声期の壁をまだ超えていないため、歌唱面を安定させるにはまだ少し時間がかかるように思う。
梨々香のハイトーンは魅力的だが、安定させるためには優和が軸になるだろう。
これが定まったとき、新しい曲への挑戦が行われるのかなあ……などと勝手に思っている。
(Girls²が未渚美の変声期を過ぎたあたりから曲調変えた気もするし)

お見送り会は絵をみせると、もうかなり認知されてきている(優來と優和は確実)ので、季節柄の挨拶程度になってきたような気もしている。
でも会えると元気になるのでちょっとだけでも話せるっていい。

今回のボード

Girls²のリリースイベント

Girls²のほうの整理券番号の抽選結果があまりにもよくなかったので、優先エリアで肉体の柱の間から視界を確保するのは無理――と考えて、その後方の無料エリアから観ることに決めた。
山は目の前にあれば高く感じるものだが、遠くから見ればそれは指先ほどの高さに感じられるもの。
これぞパースペクティブ。(意訳)

というわけでそんな場所で立って開演を待つ。
優先エリアの入場が始まり、人の壁が出来始めると、改めてこの場所が今回の正解だったことが判明していく。
アリオ橋本のステージの高さ由来のところもあるけれども。

そしてGirls²入場からのリリイベスタート。
「We are Girls² -Ⅱ-」収録曲から毎回二曲を選んでのパフォーマンスということで、今回のセトリは以下のとおり。

1・C'mon Neo Zipang!!!

2・I wanna 宣言

ふたつも乗れる曲。
特にI wanna宣言は最近の曲ということと、推し活がテーマとなっているだけにサビの盛り上がり方半端ない。

そんな感じで勢いがついたところで、新曲の「Magic」を披露。

3・Magic

自分にとって今回で二度目のこの曲。
曲頭で柚葉が上手から中央にいるGirls²たちに移動し、來亜?が下手から出てくるパフォーマンスは、マジックでつかう箱にはいって出てくるアレのイメージなのかなと思った。
更に曲調が変化し、ダンスパートではここまでのムーディな様相を一変させるゴリゴリな振り付け。
しなやかさと力強さを見せつけてくる。
これを観ていて思うのは、Lucky²とGirls²の力の差。
さすがお姉さんチームというだけでなく、いろんなものを乗り越えてきた時期が表に現れる。
リリイベ後、知ってる顔のスタッフの偉い人に「Magicいいね!」と言いに言ったほど、いい曲とパフォーマンス。
代々木で見せてほしい一曲というか、これがスターターかなぁ……?

お見送り会では、ひとつは「Magic」がABCマートのTV-CM曲になったこともあり、靴がちょうど欲しかったこともあり、ABCマートで靴を購入して袋をみせるということに挑戦。
「買ってくれたんだあ」という美咲の反応があってよし!となった。
二周目は都愛の高校卒業を祝うためにつくったクソコラ画像で。

卒業おめでとう

考えてみたら、今日はEXILE TETSUYAさんの誕生日でもあった……。

リリイベが終わって

Lucky²とGirls²のリリイベの差はなんなのだろう?
Girls²はもう後をついていけばいいのかなぁぐらいに考えている。
(その先で糸引く運営側がなにを考えているのかは別として)
Lucky²はまだこっちが背中を押してあげないと前に進めない感じがかなりある。
その差がパフォーマンスに出ているのだろうけれど、総じて「みんなかわいい」「好き」の気持ちをまずはセットしてイベントに参加するようにしたい。
自分たちにできるのは参加することで声を届けること。
あとは投資することくらいしかできない。

そしてもうひとつ。
「好き」の叫びを大きくすることで周りに届くようになる。

その努力をそれぞれが続けるだけでいいのかもしれない。
自分もできる範囲でできることはしていこう。
(とはいえ、似たようなコンテンツを扱う可能性もあり限界はあるけれど)

次回の、流山おおたかの森を楽しみたい。

――以上、本日の余談でした。
次回をお楽しみに。




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