2021.03.19.『若者のゆくえ』


こんばんは。

昼間、近くの中学校の前を通りかかったら卒業式だったようで、正門前で中学生たちが写真を撮っていて、なんとも懐かしい気持ちになりました。

そして、心の中でひっそりとBase Ball Bearの『若者のゆくえ』を餞として贈っておりましたので、今回noteに残しておきます。

ーー・ーー

『若者のゆくえ』
歌:Base Ball Bear
作詞:小出祐介
作曲:小出祐介

青空を眺めては 説明できない気持ちをかざしてた
何もなくすべてがある日々に、さようなら
君に、おめでとう

信じるものを見失い 心塞いで
暗がりの中 自分を守ることに必死だったけど

さぁ これから何処へ行こう 一人でさ
若者のゆく先に光あれ
君に、おめでとう

恋愛や友達との 清算できない切り傷があれど
手に入れたその優しさは 痛みを分った君の、一生もの

いつの日か報われる時が来るのだろうか?
想う 旅立ちの朝 「ひとりぼっち」は素晴らしい意味だ

さぁ これから何処へ行こう 一人でさ
若者のゆく先に光あれ

教室の隅に置き去りにした 何かにそっと手を振った
不思議と涙がこぼれてきても 階段昇り、光に向かってゆけ
さぁ、これから何処へ行こう 一人でさ
若者のゆく先にいま光あれ
これから何処へ行くも君次第さ
若者のゆく先に光あれ
君に光あれ
君に、おめでとう


私はこの曲を中学・高校・大学の卒業式の日に聴いて過ごしてました。
なので結構思い入れの強い1曲です。


中学生時代の私は夜中に受験勉強をする際、
「勉強するからその間おかんもBase Ball Bearの歌詞を読んで」
という意味わからん交換条件を提示して、
母はそれに付き合ってくれてたのですが、
(ほんとすんません)
(なので、おかんはこの時期のBase Ball Bearの曲はめちゃくちゃ詳しいです。)
(そして今もなお続く歌詞ハラスメント)
その時におかんが
“「ひとりぼっち」は素晴らしい意味だって歌詞が書ける小出祐介は良い”
と言っていたのが印象に残っております。
めちゃくちゃ嬉しかったですね。


そんな中学生が気がついたら、この曲を受け取る側から贈る側の年齢に…。
卒業という事がなくなった私は久しくこの曲を聴いてなかったのですが、今回久々に聴いてみたら、曲の希望味をより咀嚼できる人間になってました。


学生時代が華やかだろうが暗黒だろうが無色透明だろうが卒業してしまえば、“これから何処へ行くも君次第さ”であり、結局みんな“一人でさ”なんです。

だから、

“若者のゆく先に光あれ
  君に光あれ”
 
って、願わざるを得ない1日でした。

そして、

“君に、おめでとう”


ーー・ーー



やっぱBase Ball Bearの青春の事を歌った曲は、
学生時代に聴くのも良いですが、
このくらいの年齢になって聴くとますます良いのです。
Base Ball Bearをずっと聴いてまうのはそういう事です…。


うん。たまには青春時代を思い出しましょう。
といいつつ、私の青春時代は音楽と共に刻まれてるので、結局、歌詞を愛でてる記事になりましたけど。
歌詞ハラ…

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