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研修内容の企画支援で充実

前回の記事から再び1週間近く間が空きました。この間にいろんなことがありました。面白い1週間でした(笑)。

そのなかで、ある中小企業さんに先週2度、専門家派遣事業(中小企業119)の一環で訪問し、その企業が実施する研修の企画支援をしました。とても真剣にご検討されている姿勢に心を打たれ、その研修全体の目的の検討や、研修の企画のやり方、実際に研修を進めるときに相手に気づきを得てもらうための方法など、幅広く助言をしてきました。

この助言を含めたやりとりが、とっても楽しかったんです!支援先として伺った企業のご担当者の方が一つ一つの演習やレジュメなど、細部にわたって一生懸命に研修の内容をご検討されていました。お話を伺いながら、「どのようなやり方で研修を進めていくのか」、「どんな効果を期待しているのか」、「研修の目的は何か?」。以前ワークショップデザインを学んだ経験が十分に活かせました。私自身も、研修の準備に際してはより丁寧におこなうのを心がけるようになったというのは、先日、下記の記事にまとめました。

タイムテーブルを作成して研修のイメージを膨らませるようにするという記事を書いたばかりでした。支援先のご担当者はタイムテーブルを作成されていたので、それを一緒に見ながら、あーでもないこーでもないと、いろいろと話ができました。私自身がやっていたことが何かつながった気がしました。

私は、支援先の方とやりとりをするときに、相手の考えを否定したり、バッサリと斬るような言い方はしませんでした。「私だったらこうするかもしれません」「こんなやり方もありますよ~」「詰め込み過ぎると消化不良になってしまいますよ」などといくつか材料を投げかけて、改めて自身でご検討いただくようにかかわりました。計2日間、時間でいえば7時間。充実した時間を共有できたと思います。

途中から社内でマナーや報連相を担当する講師の方も加わり、その方にも、私が今まで学び、経験してきたものをぶつけました。「楽しい、霧が晴れた」などと前向きなコメントが飛び交う時間になりました。

専門家派遣制度という一つの仕組みの下ではありましたが、社員教育や研修、人材開発、人事制度の検討などの分野で、貢献できる喜びは最上級です。新しい挑戦をしていこうとする人事、人材開発、社員教育の担当の方々に対して、これからも自身のもっている資源をどんどん提供していきます。研修講師をするだけにはとどまらない企画支援は、責任は重いものがありますが、面白いです!やりがいを十分に感じられる時間を過ごせました。

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