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Notionでデータベースつくるときは二段階を心がけるのがオススメ

以前こんな記事を書きました。

「でもやっぱりデータベース使いたいよ!」って人も多いと思うんです。便利だからね、Notionのデータベース。

そこで「できるだけ失敗しにくいデータベースの作り方」をまとめてみます。

名付けて「二段階データベース作成法」

たとえば映画の感想メモを、Notionのデータベースでつくる場合……。
だいたいこんな感じになるのでは?

Notionのギャラリーページ。サムネイルが並んでいる
映画が偏ってる?気のせいです
  • タイトル

  • ジャンル

  • ステータス

  • 評価

まあこれくらいならそんなに問題はないかもしれないです。
しかし、Notionでデータベースをつくりはじめるときって、テンションがぶち上がるじゃないですか。
油断するとこうなるわけです。

プロパティを追加したサムネ。
  • 制作国

  • 出演者

上記を加えています。この時点でかなりわかりづらくなってますね。
検索ありきで、大量のデータを保持したいのなら話は別ですが、そうでないなら、工夫の余地がありそう。

プロパティをたくさん追加することのデメリットは「入力が面倒」ということです。
そして入力が面倒だと何が起きるか。
入力しなくなるのです。

いつのまにかデータベースを放置してしまう原因のひとつ、これなんじゃない?

最初はあまりプロパティをつくりこまず、必要になったら増やすことをおすすめしたいです。
必要か必要じゃないかを見極めるには「なぜNotionに記録するのか」を明確にするとよいです。

  • 何の映画を観たかを記録したい→なぜ記録したいのか?いつ何を観たのかわかればいいなら、観た日とタイトルだけでいいのかも。

  • 自分の好きな映画の傾向を把握したい→ジャンルとか制作国があったほうがいいのかも。もしくは邦画or洋画とか。

  • 今度観たい映画のメモ→公開日や公式サイトへのリンクがあるとよさそう。

プロパティをつくることは目的ではなく、手段です。
目的がふわっとしてるから、なんとなくよさげなプロパティをいっぱいつくっちゃうんですね。
できるかぎりそれを抑えていくと、すっきりしたデータベースになります。

また、個人的には「一旦テキストベースでメモをしておく」というのもおすすめしたいです。
データベースへの登録や更新には、わりと時間がかかります。
全件登録したあと「これデータベースにする必要なかったな……」となることも多々あるわけです。

映画の感想をデータベースにする場合……Notionのデータベース自体はしっかりつくれても、肝心の映画を観なかったら、そのデータベースは意味がなくなります。

テキストベースで映画のメモをためておき、20件超えたらデータベースにする、という運用もありだと思います。
ここらへんを「二段階」と呼んでいます。

さきほどのデータベースの場合、前段階としてこんなメモをつくります。

さっきのサムネ一覧を簡単な文字に置き換えたもの。それぞれの映画の感想を一言で書いている。個人的にはムカデ人間よりグリーンインフェルノの方がやばいと思う。

これなら書くのは簡単だ!
この時点で面倒なら、データベースにはしないほうがいいです。

逆にここにたくさんデータが集まってくるなら、データベースにする意味はあるんじゃないでしょうか。

というわけで長くなりましたが、個人的にNotionのデータベースで注意してることでした。

みんなもさわろう、Notion!





書いてみたいもんだぜ……いい文章、ってやつを、サ。