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高校の同級生

私には、男2女2で仲良くしている高校の同級生がいる。

この、男2女2は私的黄金比率で、居心地の良さも完璧である。

高3のクラスが一緒だったのが、きっかけだが、

本当に仲良くなり始めたのは、大学に入ってからである。

何となく大学でうまく友達がつくれなかった私と、

新しい友達との波長を合わせることに苦労していた3人とで、

慰労会のために集まったのが始まり。

高校卒業から、7年が経つ。

本当に大切にしている、本当に大好きな仲間だ。

しかし、驚くべきことに、

我々がこの7年間で遊んだ回数は実に14回。

しかも、地元のマクド、地元のガスト、地元のトリキ

そこから一歩も出た試しがない。


居心地の良さと各々の行動力は必ずしも合致しない。

いつも、「いつかみんなで沖縄行こな」という、

本当に高校生みたいな会話で終わる。

でも、その叶いそうで、叶わない、というか、

なんだかんだ実現させる気がないところが、

気の合う印なのだと思い込む。

そしてみんなとの沖縄旅行を実現するよりも、

夜中まで続く中身のない会話と

ファミレス席から見える情緒もクソもない景色が好きだ。



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