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公開一発レコーディングプロジェクト

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Independent Artist(どこにも所属をせず独立して活動するアーティスト)として自分にしか出来ないことをやろうと考えた時に、"一発でフルバンドでレコーディングをして、… もっと読む
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2018年5月の記事一覧

著作者の権利について書きました

著作権フリーにしました!について予想以上の反響が来て正直驚いています…!何件か質問がありましたので、かなりややこしい話なのですが大事なことなので改めて書きます。 著作者人格権について「四半世紀」でフリーにしたのは著作権(財産権)の部分で、著作者人格権ではありません。作品の財産的な価値についての「著作権」とは別の権利になります。無許可でコピーしたり、どこかへ使ったり流したりするのはOKですが、四半世紀を作ったのは私だ!と勝手に名乗ったり、無断で修正や編曲したものを公に出したり

ロイヤルティーフリーにしました

音源には制作者の権利を守るための「著作権」があります。演奏や複製、インターネット配信などの方法で著作物を利用する時には、事前にその作品を創作した著作者などから利用の許諾を得る必要があり、著作者は利用を認める時に著作物使用料を求めることもできます。 「四半世紀」はその著作権を全てフリーにし、無許可で使用できるようにしました。 つまり、この音源やブックレットの中身を公開しようがどこかへ使おうが、藤森愛の許可はいらないということです。 著作権:複製権、上演権・演奏権、上映

全ての過程を知ること

音源制作の最終工程にMASTRINGという作業があります。正直言って、MASTRINGでどういうことをするのかよく知らなかったので、初めてその作業現場に立ち会うことにしました。このプロジェクトでは、藤森愛自身が全ての過程に携わることにもこだわりました。 MASTERING(マスタリング):CD全体を通して聴きやすくするために、音質や音量を整えて世界感を統一させ、高解像度でレコーディングとMIXをされた音源の印象を崩さず、販売されるCDや配信サービスなど各メディアのフォー