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得体の知れないものが怖くなるのは

初心者は楽しい。どこへ行っても何を見ても何を聞いても初めてだらけで、世界がずっと広がっていくような感覚がする。初めて路上ライブをした時も、初めてライブハウスのステージに立った時も、初めて名古屋から遠征に出た時もそうでした。その初めては連れて行かれていつの間にかそこにいる時と、自らの意思で踏み入れる時とがある。

年を重ねていくとその初めては減っていき、"得体の知れないもの"が段々と怖くなっていく。経験値が上がり、見慣れた風景が広がっていき、それは良いことでもあるけど、こうじゃなきゃいけないとかこれが正しいんだとか余計な固定概念も増えていく。大人になるってある意味不自由だと私はよく思う。

────怖くなる前に飛び出さなくちゃ。常にそんな衝動に駆られて、気がついたらとんでもない場所にいたりすることもある。

そんな自分を形成したのは恐らく一人っ子だということに要因がある。一人っ子は常に遊び相手を探す必要があるので、友達を集めて公園で遊んだり、遊べる子がいない時はとりあえず公園に行って知らない子達と混ざって遊んでたらしい。コミュ力すげえ(今は無理)


だから得体の知れないものを感じたくて渡米を決めました。18日間の内、ライブ2本以外は何も決めていません。カフェを見つけてそこの常連になって店員さんと仲良くなることと、スーパーで食材買って自炊することと、曲作ったり散歩することくらい。

初めての渡米は食べ物の違いに戸惑ったり体調崩したりして大変だったけど、2回目はその違いを楽しむぞという気持ちで行ったら案外ご飯もおいしくて自分の舌は単純だなと思った。次でなんだかんだ3回目にはなりますが、現地まで完全に一人で行くのは初めて。英語は全く喋れません。まあなんとかなるでしょう(笑)

飛行機取って、エスタ申請して、海外保険に入って、アメリカ紙幣に両替して、あとはなんだ?準備することたくさんんん〜。やっぱり海外行くって大変だなあ。だから楽しいけど。

行く!と決めるとそこから何かが始まるもんですでに色々起きてます。先月の単独公演ではそれをお知らせしていますが、そこからさらに色々と。それはまた追い追い綴りますね。



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インディペンデントアーティストとしてCDを作らないという記事が掲載



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