見出し画像

海を越えてでも伝えたいこと

アメリカで行われた"The 2018 NAMM Show"へ出演した後、MIXを手掛けるエンジニアMr. Greg Pancieraへ会いにシカゴへ飛びました。


外からの目線を大事にする。

MIXはレコーディングしたエンジニアがすることが多いですが、今までの藤森愛の音源にはなかった海外の音を入れてみたら面白くない?!という好奇心と、一発レコーディングの現場にいなかった第三者の目線が入るようにしました。

主観だけでは当たり前だと感じていることが多く、見えなくなっている部分がたくさんあります。なので、外からの目線で見てもらう聞いてもらうことは常に大事にしています。

MIX(ミックス):レコーディングした音源を商品化する過程で、一曲の中に入っている歌や色んな楽器の音の音量や配置などを調整する工程。

Greg Panciera


直接会って話すことで全てが変わる。

プロジェクトを通してとにかくこだわったのは、アーティスト自身がプロジェクトメンバー一人一人と直接会って、コミュニケーションを取ることです。これもIndependent Artistならではだと思います。

自分の音楽がどこで誰によってどういう風に変わっていくのかを知っているのと知らないのとでは、最後に出来上がる音がアーティスト自身が作りたかったものかどうかが変わってくると思うのです。なので、シカゴという海を越えた場所までも会いに行くことを即決しました。


英語が得意ではない私にとって、Mr.Gregとの会話はとても難しかった。でも、自分の作品に携わる人がどんな人物なのかは十分に知ることが出来ました。テキストだけでは共有できない、直接会って話すことでしか得られないことがあると思っています。


藤森愛 Official Website

頂いたサポートは活動のために大切に使わせていただきます。そしてまた新しい何かをお届けします!