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CDをやめる前とやめた今

"次の新譜はCDをやめようと思う"と言い始めた時、ちょーーーーーー誰にも賛同されませんでした。

今いるお客様はCDを買ってくれている。CDを作り続けてほしいと言われる。自分はCDを聞くことができる。CDをやめたら売り上げが下がる。

すごく迷いました。でも一番の大きなきっかけは、友達の「CD聴けないんだよね」でした。この音楽業界から少し離れた所にいる人には、自分の曲がCDに入っていることで届けられない

私はより外の世界にいる人達にも届けるために、売り上げが下がり続けるCDを売らなければならない現状を変えるために、その壁を取り払いたいと思いました。


今回のレコ無しツアーを回ってみて、もちろん手応えがなくて落ち込んだ日もあったし、自信がなくなる時もありました。でもそういう時って、出来てないことばかりに目が向いているんですよね。

なぜこういう活動をしているのか話を聞きに来てくれたり、ダウンロード方法を覚えてくれたり、CDが売れなくて困っているという声は本当にたくさんの場所で聞きました。始める前は周りに誰もいなかったのに。それは恐らく私がCDを売るのをやめた人だからです。


CDを売っていない私の売り上げは、CDを売っていた時と変わりません。むしろ音楽は今のスタイルの方が聴かれています。これからのインディペンデントの未来は明るいです。

今回は売る物を変えたので、次は売る場所を変えてみたいなんて妄想もしています。皆さんいつも応援をありがとうございます!



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インディペンデントアーティストとしてCDを作らないという記事が掲載



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