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少し、振り返ってみる。それからまた、前を向く。

去年末から、新しい分野への挑戦を始めて早1年。
右も左も解らず、これまで感覚的に描いていたものをお仕事として成していくことは簡単なことではなくて、一つ知ればその世界の奥行が100も1000も広がって、その果てしなさに途方に暮れることも多くありました。

早く素敵な表現が出来るようになりたくても、明日突然すごいバリバリ描ける力が手に入るわけではない。ちょっとでも近道したいと思っても、余計に手間が増えたり、結局自分にしっくりこなかったりちゃんと納得出来なかったり。早く成長したい気持ちと現実の技術が追い付いてこないことに焦りを感じる時期もありました。
だけど、ある時ふと、それって、よく見えない遠いゴールばかり見ようとしていて、今成長していく過程の、どんどん変化していく景色を楽しめていないのでは?それって勿体ないのでは?!と気付いて、今の自分の位置を楽しもうと思うようになりました。
憧れやゴールはいつも遠くで光っていて、輪郭は解らないのに、そこに確かにある感じがしてなかなか届かないし、どんなところなのかも解らないけど、でも、今歩いている感覚、景色、想いもちゃんと楽しみたい。変化していく自分が楽しいというこの感覚は、きっと明日の私の糧になる。

こんな私の温かな道しるべになって下さった方々のお蔭でこの一年をちゃんと進んでこられましたが、どうにも心折れそうな時にいつも心を助けてくれたのは、目の前の問題について、「やらない理由」「諦める理由」の言葉じゃなくて、「今の私の手持ちの武器でどうすればこの問題を乗り越えられるか」を一緒に考えて助言して下さった言葉だなと確信しています。
そうなんです。私が欲しいのは、出来ない理由(~だから仕方ない)とか諦めていい理由(やれることはやったんじゃない)ではなくて、次に進むための、遠回りになっても、今私が持っているものでどうすれば少しでも進めるのかという希望です。

基本ぐうたらで、面倒くさがりで、戦はしたくないから最初から折れる。
そんな私なので、正直頑張ることはしんどいです。
だけど、どう足掻いても時間軸は一方向にしか向かっていないわけで、その中でやりたい事があって、それが出来る状況にあって、なんだかんだと理由をつけてやらずに、後になって「あの時やってたら良かった」「もうちょっと頑張れば良かった」と思いたくはないのです。

それでもやはりぐずぐずとしてしまう時もあるけど、そんな時は休んで、おっきなおにぎりでも握ってお腹いっぱい食べて(例えではなくて、でっかいおにぎりは食べるとなんだかとても元気が出ます笑)また頑張ります。

生きていれば、変わっていける。自分次第です。

明日も元気でがんばります!

おにぎり美味しい~の図!


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