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Intel Corei5 10400、11400、12400のまとめ。今買うならどれ?

と銘打ってみる。

 私は自作PCが趣味なのだが、今年に入り、Intel12世代CPUで、ミドルレンジのCorei5 12400が日本の市場にも現れた。
 12世代CPUは昨年から売り出されていたのだが、ハイエンドモデルだったので、性能はいいが価格的にも高かったので、現実的ではなかった。もちろん自作PCとしては、できるだけハイエンドモデルを使っていろいろ遊びたい人も多いわけで、YOUTUBEでは、新製品紹介動画が踊っていたので、それはよく見ていたが、購買意欲はわかなかった。

 今年になってようやくミドルレンジのCorei5 12400が発売された。価格は、28000円前後。ほかの世代の400番台のCPUの新発売価格より多少高いように思うが、これは半導体高騰の煽りかもしれない。

評判の悪かったIntel11世代CPU

 自作が趣味の人なら、既によくご存じの話だが、12世代のCPUの一つ前の世代の11世代は、あまり評判が良くなかった。一つにはハイエンドモデルル、(600番台や900番台)が 能力的にさらに前の世代の10世代ハイエンドモデルより性能が落ちるのではないかという評価があり、またミドルレンジの400番台(特にCorei5)においては、10世代がかなり求めやすい価格まで値下げしていたこともあって、10世代を買う方がお得だという情報が横行していた。

 しかしよく調べてみると、少なくともミドルレンジ(Corei5)において、まず能力的には、10400と11400では、明らかに11400の方が優れており、結局欠点は価格が高いことだけだった。その後昨今の半導体不足に相まって、求めやすかった10400も、2万円を超える価格にさしかかり、11400との価格差がほとんどなくなってきた事によって、素直に11400を買う方が得策ではないかという情報が多く見受けられるようになった。

OCで能力が急上昇する11世代 

 OCとはオーバークロック(Overclocking)のことで、CPUを定格の周波数以上の周波数で運用することを言う。例えば、Corei5 11400は、定格では2.6GHzであるが、オーバークロックを行うことで、4GHz前後の運用を行うことができる。もっともこれは条件次第なので、必ずこの数値が出るわけでもないが、Corei5 11400の場合、オーバークロックしたときのポテンシャルが大きいことが特徴だった。

OCの条件が低くなってきた

 ただ、Corei5 11400を購入するユーザーの中には、オーバークロックなど考えたこともない、常に黙って定格で使っている、という人は意外に多いのではないか。

 というのも当然で、従来のIntelCPUでは、オーバークロックできたのは、上位機種のみ、CPUの末尾にKのついたCPUのみだった。例えば、11700Kなどがそうだが、Corei5 の400番台は対象ではなかった。

 さらにマザーボードもチップセットがZでないとオーバークロックできなかった。

 CPUはK付き、マザーボードはチップセットがZ

 この組み合わせでしかオーバークロックはできなかった。

 しかし昨今ではIntelの設計方針が変わり、従来のオーバークロックとは少し違う方法でCPUの能力を引き出す方法が用意された。

メーカーサイドが用意しているオーバークロック

 オーバークロックというと、なんだかひどく難しいように感じてしまうかもしれないが、メーカー側が既に用意しているやりやすい方法もある。
 Windowsを使っているなら、設定→システム→電源とスリープ→電源の追加設→電源プランの選択またはカスタマイズ から、お気に入りのプラン で、「高パフォーマンス」を選択する。
 ここは通常「バランス(推奨)」が選択されているが、ここを高パフォーマンスにすることで、CPUの能力を上げることができる。

 オーバークロックはCPUをより働かせる方法で、結果として発熱量が多くなったり、設定によっては負荷をかけすぎてCPUの寿命を縮めてしまったりする。CPUが最も安定して、寿命が長いとされているのは、定格での運用なので、オーバークロックをした時点で負荷をかけていることに変わりはないのだが、それでも比較的に安全な使用ができるというのが、このWindows上からの「高パフォーマンス」使用である。
 ユーザーは「高パフォーマンス」を選ぶだけでいい。後はWindowsがやってくれる。実際これを選択すると、デフォルトよりはベンチマークでいい数値が得られた。
 

初心者でもやりやすいオーバークロック

 次に、もう少し高度なオーバークロックを紹介する。
 現在Intelの設計では、Corei5でもオーバークロックが一部できるようになった。
 チップセットZに加えて、Bと一部のHでも可能である。

 この場合できる方法は、CPUの消費電力の上限をデフォルトの65Wからあげていくことになる。
 具体的にはPL1とPL2という数値を変えるのである。

 やり方は、マザーボードによって違うが、とりあえずまずBIOSに入る。入り方は一度再起動して、次にマザーボードのロゴが出る前に、何らかのキーをたたく。ちなみにうちのマザーボードだとDelキーの連打になる。どのキーを押すかはBIOSの取説を見れば書いてある。
 BIOSに入ったら、PL(Power Limit)1とPL2数値を変えるのだが、ちなみにPL1とは「長期消費電力」でPL2とは「短期消費電力」のことである。
 PL1は、CPUを通常使い続けるときに、消費電力の上限を決めておいて、この消費電力より大きい電力は消費されない。
 一方PL2を定めることで、定めたごく短い時間(数秒とか1分とか)だけは、PL2の消費電力までリミットを引き上げることが可能である。これはCPUは、動作によっては消費電力が跳ね上がることが必要なのであって、ごく短時間この動きができないと、多くのソフトをうまく使えなかったり、起動に問題が出たりするからだ。
 
 10400は、オーバークロックしてもあまりポテンシャルが上がらないという評価がある。従って、オーバークロックなどしないというユーザーには向いている。一方11500は、定格で使った場合、ベンチマークで比較して、10400と同等か若干落ちるような数値が出る。しかしオーバークロック(PL1の容量を大きくしたとき)一挙にベンチマークの数値が上がり、最高で10000は軽く超えるほどのポテンシャルがある。実は、今年発売になる12400と比較しても、リミットを解放した11400のポテンシャルは、12400にかなり迫っている。

 このことから、11400を使用するならオーバークロックを行った方がより能力を発揮できるという結論に達する。
 


消費電力を解放すると、発熱も高くなる

 ただこのとき問題になるのは発熱である。
 消費電力を高くすると、同時にCPUの発熱も高くなりがちである。
 11400は定格で使っても発熱がしやすいので、リテールクーラでは運用はできるが、ちょっと心許ない。
 さらに定格以上の消費電力を解放すると、すぐに100℃に達してしまう。CPUは発熱が100℃に達すると、リミットがかかり、性能を抑制する。CPU内部の不具合を避けるためだ。従って、どんなにポテンシャルがあっても、発熱は100℃にならないようにしないと意味がない。
 そこで、リテールクーラーから大型のクーラーか、水冷に切り替えることになる。ただ、水冷ほど資金をかけなくても、大型のクーラーでも十分である。よく売られている「虎徹Ⅱ」というクーラーは、3000円台で購入できるが、よく冷えると評判である。(正確には割とよく冷えるのに音が静か、で定評がある)実際にこれを使ってみたところ、定格を超えて、ある程度の消費電力までは十分に運用できる。
 現在PL1=75W PL2=154W で運用しているが、CPU温度は、35℃から50℃近辺である。

 ちなみに、PL1、PL2の変更の仕方だが、これはマザーボードによって違ってくるので、各取説を読んでほしいのだが、おおむね、BIOS画面からOCに入れば、PL1や2をいじることができる項目がある。MSIのマザーボードは、取り付けるCPUファンを選択すると、自動的にPL1と2も数値が変更される。BOXクーラー以外のところを選択すると、PL1=255W PL2=255W あたりでセットされる。ただ、11400の場合、PL1を255Wにしてしまうと、虎徹Ⅱでも冷やしきれない可能性がある。水冷を行うならよいが、水冷は面倒だし、お金がかかると敬遠する向きなら、BIOS上の別の項目で、直接PL1と2をいじった方がよい。ここまで消費電力を上げなくても、11400のポテンシャルは上がるからだ。

2種類のCPUを合体させた12世代は、ハイエンドモデルだけ

 さて、12400の説明に入るが、12400には、いくつかのメリットとデメリットがある。
 まず、12世代CPUは、ふたつの性質の違うCPUが合体して作られており、高負荷の作業と、軽作業をそれぞれ振り分けて行う構成になっていた。そこで、それぞれのCPUの負荷をうまく分散し、高性能と省電力を実現していた。となれば、発熱も押さえられている。
 そもそも定格でも、十分ポテンシャルの上がるCPUであった。
 その一方で、このポテンシャルはWindows11でしか引き出せないという問題があり、Windows10を使う限り、あまり恩恵はないという。
 しかしこのふたつのCPUが搭載されているのは、ハイエンドモデルのみであった。今年発売されたミドルレンジのCPUでは、従来通りCPUは一つである。従って、前世代までのCPUと基本構造が変わらない。結果としてWindows10でも特に問題なくうごく。
 Windows11は、まだバグが多く、いらつかされるという評価が多いので、2025までサポートのあるWindows10を当面使おうという人でも、12400のCPUが一つだからほとんどデメリットはないだろう。
 一方で、12400は、価格も抑えられている。
 現在半導体不足で、PC部品はどれも値上がりしており、12400もご多分に漏れず、11400や10400が市場に投入された当時の価格よりも高くなっている。だがそれでも27000~29000円といったところで、ハイエンドモデルよりもかなり押さえられている。
 しかし12世代から、マザーボードも新しい規格になるため、前世代からの 流用はできない。このマザーボードも当初はかなり高額だったが、12400発売に合わせて、価格を抑えたモデルが発売されている。
 さらに、12400からは、DDR5というメモリーの規格が使える。DDR4という現在の規格のメモリーよりも、当然早い規格だ。ただDDR5は現在高額である。
 12400のマザーボードは、DDR4も取り付けられるので、今はDDR4でお茶を濁しておいて、いずれDDR5に切り替えるというのもありかもしれない。

12400のパフォーマンス

 注目点1 メモリー

 既に述べたように、12400を使うことで、マザーボードの規格とメモリーの規格が新しくなる。
 マザーボード規格は、チップセットがZ690に加えて、H670、B660、H610が売り出されている。価格的にも後発の三つはかなり押さえられてきていて、12400では11400とほとんど同程度の価格でPCを組むことが可能になってきている。
 もう一つの特徴は、DDR5という規格のメモリーを使えること。DDR4よりもパフォーマンスのいいことはもちろんだが、まだかなり高価である。おそらく12400を狙う人は、とりあえずDDR4の方を使う人が多いかもしれない。
 ただ、メモリーには問題もある。

 11世代から後、メモリーにはGear1と2というモードがあり、DDR4-3200のメモリーが搭載できるのに、自動的にGiar2扱いとなり、メモリークロックが、半分の周波数で動作するようになってしまう。これに関してはZ590、B560、H570という11世代用のマザーボードであれば、メモリーのオーバークロックができるので、マザーボードからGiar1に指定することができる。このときCPUの消費電力を定格の65Wのままにしておくと、今度は消費電力不足で、再度Giar2になってしまうので、先のPL1を少しいじって、CPUの消費電力を少し上げておく必要がある。

 当然同じことが12400でもあるので、定格のままでは、使えるメモリーのスピードは制限がつくが、オーバークロックすることで、メモリーの持つポテンシャルが引き出される。
 現在12400用のマザーボードは、Z690、H670、B660、H610が売り出されているが、このうちメモリーのオーバークロックができるのは、Z690、H670、B660である。特にH670、B660であれば価格的にも手頃になっている。

 12400においては、DDR5も使えるが、現在はまだ、DDR5のメモリーはかなり高価なので、このオーバークロックをして、DDR4を使うことが現実的であると思うが、評価を見ると、DDR4であっても、12400の恩恵はかなりあるということであった。

 注目点2 発熱
 

 もう一つ、12400で注目しているのは、発熱低さである。
 11400は消費電力を上げることでポテンシャルを引き出せたが、その分発熱も大きかった。そもそも定格でも発熱が大きめのCPUで、リテールクーラーでは心許なかったが、ポテンシャルをあげるために消費電力のリミッター(PL1)をあげてしまうと、その分発熱がかなりあり、リテールクーラーでは運用できなかった。私はそこで、虎徹Ⅱを使っている。
 しかし12400は、そもそもポテンシャルは11400より高いのだが、それだけでなく、発熱が小さい。12400付属のリテールクーラーは、11400のりテールクーラーから、さらにモデルチェンジして新しくなっているが、定格であれば、そのクーラーで十分運用できる。
 CPUの発熱は常に悩みの種であるので、これはとても評価が高い部分だ。

総括すると何がいいのか

 結局のところ、今買うとしたらどのCPUが買いなのか。を考えると、 

10400はオーバークロックをしない前提で、コスパを重視する場合は買い

 まず10400と11400は、定格であればポテンシャルは変わらない。となれば、コスパのいい方を選べばいい。10400はだんだん品薄になっている感があるが、20000円を切る価格で時々出ていることがある。
 全般的な評価を見ても、10400は安定して使えるCPUのようだから、オーバークロックをしないというのであれば、安い品さえあれば十分買いということになるだろう。
 マザーボードとメモリーに関しては10400と11400は共通しているから、価格的にも差はないので、唯一見るべきは、10400の価格である。

11400は、十分なポテンシャルを引き出すために、オーバークロック前提で買い
 11400に関しては、オーバークロックありきとなる。
 従って、マザーボードはZ590・H570・B560になる。それでもH570・B560は価格がかなりこなれてきているし、オーバークロックもやりやすくなっている。
 オーバークロックと言っても、主に消費電力周りを調整するだけだが、これでメモリーのポテンシャルを十分に引き出させる。
 以前は価格的に10400にだいぶ水をあけられていた11400だが、昨年暮れあたりから、11400も徐々に値下がりしていて、10400とほとんど並ぶほどになってきている。店によっては、たまに19000円で出ていることもある。
 またF付きでない、オンボードのグラフィックボード付きのタイプだと、同じようにFのつかない10400に比べて、グラフィックボードの性能がかなりよくなっているという。ゲームには、オンボードでは少し無理だが、それ以外の用途(ネットサーフィンや事務など)であれば、10400と11400とでは、11400の方が能力が高い。コスパが同程度なら、11400を買うべきだろう。ちなみにグラフィックボード以外でも、11400の方が10400よりも数値的に上なので、やっぱり買いである。

 次に、11400と12400の比較である。
 11400は、ポテンシャルとしては12400に及ばない。ただコスパはまだ11400の方が上だ。
 通常、CPUは発売当時は高額でも、数ヶ月もすれば価格が下がってくるので、もしそうなれば、12400の方がコスパもよくなるだろう。しかしこのあたりは、現在半導体不足や、コロナ禍の物価高が重なり、先は見えない状態にある。その辺は悩みどころだろう。
 様子見もいいかもしれない。

 一方、12世代は、新しい規格のマザーボードになるが、既に価格を抑えた商品が出ており、マザーボードの関しては、11世代のマザーボードと同等になってきているので、コスパの点ではそれほど差はない。
 ともかく性能にこだわるなら、DDR5も使えるし、発熱も少ないし、12400がおすすめだ。
 しかし、コスパを考えると、まず、DDR5はまだ値が張りすぎる。次に、DDR4を使っても、スピードの速いメモリーは定格ではスピードに制限がかかってしまうので、そこはオーバークロックできるマザボを選ぶか、もしくは割り切って、制限がかかることを前提にある程度のスピードを押さえたメモリーを選ぶかである。
 12400は発熱が低いのでオーバークロックしないならリテールクーラーでも運用できる。もしオーバークロックするなら、虎徹Ⅱあたりはほしい。虎徹Ⅱは3000円台のクーラーなのでコスパがよく、よく冷えるが、154ミリの高さがあるので、ケースは選ばないといけない。
 あと、本来12400のマザーボードは、LGA1700のソケットであるから、10400、11400のマザーボードのソケットLGA1200 に合わせたクーラーはつけることができない。ただ、マザーボードの中には、LGA1200と1700、両方のクーラーがつけられるように、取り付け穴に余裕を持たせているものがあるので、使うクーラーによって、マザーボードもLGA規格を注意して購入する必要がある。

 それでも、性能の良さを重視するなら12400ということになる。価格がどのくらい下がってくるかは未知数だが、当面DDR4を運用することを考えれば、それなりのコスパは得られるので、12400を選んだ方がいい。
 そもそもコスパなど気にせず、将来性を考えて、むしろ12400を選ぶという選択肢もありだ。
 
 ただ一つだけ問題があった。実は現在まだマザーボードにATXとMicroATXの規格しか見当たらないことだ。MINI-ITXがないようなので、小さいPCを組みたい人はまだ無理と言うことになる。
 


 以上、少し駆け足でIntelCPU のCorei5 10400、11400、12400の紹介をした。ちなみに私は、11400を昨年購入してMINI-ITXで組んでいる。今年になって12400が発売され、マザボも安くなったので、ついつい目が行くが、MINI-ITXがないので、今のところ様子見である。
 
 

最後に

 身もふたもないことを言う。
 正直に言うと、この3つのCPUに関して、使ってみて、その性能差を体感できるかと言えば、ほとんどできないと思う。
 そこまでの性能的差はないと言うことだ。
 この手のCPUの能力差とは、数値上のものに過ぎない。
 明らかな性能差が体感できるためには、もっと何世代も離れた世代間で比較しなければならず、この3つの世代ではそれほどの差はない。
 実際、Corei5 9400と11400を一緒に使っているが、性能の差を体感することはない。
 たとえば、どうしてもこの世代でないと使えないソフトがあるとか、少しでも処理スピードを上げたい、それがわずかでも必要だとか、何かしら明確な目的があれば別だが、そうでなければ、この3つの世代のどこを選んでも、あまり体感的な差は感じられないだろうと思う。
 ちょうどWindows10から11に移行する時期でもあり、このことがネックになるかと思ったが、どうやら、12400がEコアなし(CPUはひとつ)なので、10400、11400と大きな差がでなかった。
 ちなみに、12世代は、ソケットが10世代、11世代の1200から、1700に変わったので、では将来的に1700の方がいいかと思う人もいると思うが、次の13世代では、さらに企画が変わるようなので、1700ソケットは一台限りというのがもっぱらの予測である。

 その意味でも、結局この3つのCPUの間で大きな差となるのは、コスパと言うことになる。
 既に話したとおり、10400と11400のコスパはほぼ同じになってきていて、12400はそれより少し高い。
 11400でオーバークロックをして、虎徹Ⅱなどを使うと、クーラー分コスパが下がるが、11400でも定格に限って使う限り、付属のリテールクーラーで使えないことはないし、定格だとポテンシャルを発揮できないが、既に言ったように、それでも能力差が体感できるほどの差はない。
 11400の方が10400よりオンボードのグラフィックは性能がよいという話もあるが、これがゲームとなると、どちらにせよオンボードでは十分にできないのでグラフィックボードが必要になる。ゲームにおいてはグラフィックボードの性能によるところもおおきいので、CPUの差はほとんど感じられないだろう。
 私は、Corei5 9400と11400で、ほぼ同程度のグラボをつけてゲームをしているが、全く性能差が感じられない。

 ということで、結局どれを買っても、さしたる差は感じられないというのが結論。
 新しもの好きで満足するか、定格での使用で安定すればコスパ重視で行くか、手軽にオーガークロックを体験して楽しむか。
  


  

 


 













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