ふじもとあつし

社会的包摂カフェ、ごちゃまぜcafeメム店長やりつつ、コーヒー愛しつつ、映画監督やって…

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社会的包摂カフェ、ごちゃまぜcafeメム店長やりつつ、コーヒー愛しつつ、映画監督やってます。 ◆各種リンク◆ https://linktr.ee/atushi0425 ■映画情報■ https://peraichi.com/landing_pages/view/dieater

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  • DieAter関連記事

    制作しました映画に関連する記事のまとめ。 感想なども挙げていきますね。 https://glutenfreeter.wixsite.com/fujimoto-a/theater

  • 摂食障害とは何か?

  • 投書箱にお答えしました&YOUTUBE関連

    投書箱にきた手紙への返答と、YOUTUBEへの思いを書いた記事です。

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DieAter2 PANDEMONIUM

※有料記事になっていますが無料で読めます。なぜ有料なのかは一番最後に書いてます。 以前映画を製作しました。 過去、最も反応があった記事なのでこちらを載せておきますね。 その後、続編を製作しました。 で、こちらが完成半ばで、一旦休止をせざるを得ない状況となりました。様々な事情があるのですが、とにかく続けていくことが困難な状況になったんです。 さて、時がたち、再開が出来るようになりました。お待たせしてしまった皆さんには、申し訳なく思っております。 しかしわたしとしても

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    • 1年ぶりなので愛するツマと娘の話をします。

      【あんまり話してこなかった出産について】ひっさしぶりにnoteを書きます。先日、書いてほしいとリクエストがあったので「あー久々に書くかあ」と思いnoteを開いたら、なんとびっくり一年も記事を書いてなかったのですね。 まあ理由はシンプルです。 わたしはこの1年、愛する愛するツマが愛する愛する愛するムスメを産んでくれ、そして共に育ててきてましたから、noteを書く余裕などございやせんでした。 というわけで、今日はせっかくなので、そんな出産に関する記事を書きます。 いつもの

      • ChatGPTにどうすればバイトテロが防げるか聞いてみた

        ご無沙汰しております。ご無沙汰でなんつー記事を書いているんだと思われるかもしれませんが、なんとなく思い付きで書いているのであしからず。 昨今話題の【ChatGPT】ですが(以下参照) 要するに"なんかいろいろ答えてくれるAIチャットボット"です。わたしも仕事で使ったりしています。文章校正の確認とかは結構便利です。ブレストなんかにも使えますよ。 試しに☝の文章をChatGPTでおかしなところは無いか確認してみましょう。 わたし この文でおかしなところはありますか?「要

        • 36歳になった僕が思う、安定と混沌の間。

          36歳になったりなどした。4月25日をもって36歳になりました。寅年の年男です。 去年の誕生日にはこんなnoteを書かせて頂きました。 今年も誕生日に思うことを記しておこうと思います。はい。 36歳一般男性とは?こういう括りに関して、わたしがあまり好きではないことはわたしを知る方ならわかるとは思うけれど、あえてそのことに触れながら書こうと思う。 そもそも一般的な36歳の男性の定義がよく分からないのだが、すくなくともわたしが受けた教育や文化の中では“会社に勤めつつ家族を

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        記事

          僕の、好きだった、壊れた家族。

          小さいころ、自信が無く、誇れるものの少なかった僕は、その対象を、他者や、外側や、属性に求めることに躍起だった。 【クラスで人気の“〇〇君の友達”の僕】 【勉強が“みんなよりも”出来る僕】 【ルールを人一倍守れる“真面目な”僕】 そこに“僕の僕らしさ”は介在せず、結果的にそういうものばかり目についた。RPGゲームでいうところの“強い装備”のように友達を作り、“すごい職業”のように属性を身に着けた。 だからこそこだわりが強く、より自分にとって“価値を感じるもの”が魅力的だっ

          僕の、好きだった、壊れた家族。

          良かったね。恋人になれなかった、わたしたちへ。

          たぶん今から15年以上前の話。 当時音楽活動に明け暮れていた私だったが、“その子”とはライブハウスで出会った。 いつも隅っこにいた“その子”は少し変わった子で、距離感の取り方が下手なのか、友達は少なかったし、バンドマンの連中からも変わった子として見られていた。 伏し目がちで、表情も少なく、話しても抑揚が無い。 かくいうわたしも“その子”の友人とは仲良くなるものの、後ろにいる“その子”はあまり近寄ってほしくないのかと思い、声をかけるに留まっていた。 さて、年頃の子たち

          良かったね。恋人になれなかった、わたしたちへ。

          痩せて、生きて

          「痩せたい」 そんな言葉を何度聞いたことだろう。 当事者たちが口癖のようにつぶやくそれを、この目や耳で幾度となく咀嚼してきた。わたしが、こうした言葉を多く聞くのには理由があった。 ある映画製作を行っている。自主製作のドキュメンタリー映画だが、そのテーマは、摂食障害という病について。 なぜ摂食障害の映画を撮ろうと思ったかは、何度か記事に書いてあるが、改めて簡潔に説明しておく。 その後も、勉強会に参加したり、多くの人と話すなかで様々なことを感じ思いしているのだが、それは

          痩せて、生きて

          自己肯定感はドン○に300円で売ってる?

          「自己肯定感」とは?よく聞く言葉だと思う。もともと心理学の中で提唱されたものだが、今ではビジネスのシーンや、個人間でのやり取りの中でも、実によく見かけるようになったと思う。 わたしの覚えている限り、この言葉をよく聞くようになったのは、2000年以降だし、初期からではなく、もっと後になってからだと思う。 特にブログやSNSが我々の生活の一部に落ち、繰り返し言葉が並ぶようになった文化の中で、とりわけ見かけるようになった気がする。 細かいデータが無いので、主観的なのだが、そう

          自己肯定感はドン○に300円で売ってる?

          ごちゃまぜcafeメムの店長です。

          メムに集う人々 「ここにいる時だけ、自分らしくいられる気がする」 常連客のひとりである彼は、そう言ってくしゃっと笑った。その彼は二十代後半に発達障害を診断され、今も障害者として生き、社会生活を送っている。 障害の名はADHD。注意欠陥多動性障害だ。 決して大きなお店ではないここ「ごちゃまぜcafeメム」では、どうも実家のような安心感を得られることが出来るらしい。その安心感がその人をその人らしくいさせることに繋がっている、のだろうか。 同じような声を、他の常連客の方から

          ごちゃまぜcafeメムの店長です。

          ある看護師に聞いた摂食障害とは何か?

          ドキュメンタリー映画を作るにあたって現在公開中の「DieAter2.5 Raging」ですが、こちらを製作するにあたり、様々な立場の医療従事者の方からヒアリングを行い、取材もさせていただきました。グループディスカッションなども行いました。 医師の執筆する本はとにかく目を通し、参加可能なシンポジウムや、講演会には可能な限り参加してきました。これは今も現在進行形です。 ・・・ 今までも、当事者の話は実に多く聞いてきました。その数は数十名、では足りないです。 交流だけで言え

          ある看護師に聞いた摂食障害とは何か?

          【報告】摂食障害ドキュメンタリー映画の第3弾が公開になりました&感想シェア

          当方にて製作しました、ドキュメンタリー映画【DieAter2.5 Raging】がこの度、スマートフォンフィルムフェスティバルという映画祭にて公開いたしました。 WEBでの公開になりますが、場合によっては上映会もあるようです。 同映画祭は応募作品のすべてを上映する仕組みですので、厳しい選考の末に上映に至ったわけではございませんが、ひとえに皆様のおかげでここまで製作出来ましたので、自主的に公開するのではなく、こうした場で公開させていただいた次第です。 本作品だけではなく、

          【報告】摂食障害ドキュメンタリー映画の第3弾が公開になりました&感想シェア

          DieAter –197人の在り方を示せ–

          摂食障害のドキュメンタリー映画を製作しています詳しくはHPを見ていただきたいのですが、2018年より製作を行い4本の作品を制作しました。※作品によってはオンラインでご覧いただけます。 今回は第3弾、第4弾を制作するにあたって当事者の方にアンケート及びオンライン取材を行いました。 アンケートが197名。取材が約70名。実際に出演に至ったのは46名です。 なお出演に関しては意図的に選んだのではなく、こちらの都合や本人の意思など調整しながら至った結果です。可能な限り多くの方に

          DieAter –197人の在り方を示せ–

          ルールが人を救うのか否か。

          先日一本の映画を観てきた。 「由宇子の天秤」という作品。個人的には「A Balance」という海外向けのタイトルの方が好きだな、と思いつつ…(笑) 非常に良い作品でした。こちらを観て思ったことを記事にしますが、簡単に感想と紹介を。 1,「市民と共に作り上げた映画作品」 この作品は監督の春本監督が主催する「春組」というサロンメンバーと共に作り上げられた作品だ。 助成にも文化庁文化芸術振興費補助金が充てられていたし、エンドロールを見る限り、予算も一般的な興行映画に比べて

          ルールが人を救うのか否か。

          わたしの意欲はどこにいるのか?

          意欲!!① そうしたいと思う心。積極的にやろうとする意志。また、自ら進んで望むこと。 辞書に従うとそうである。意欲的、意欲がある、意志が強い、などそのような表現がなされることもある。 最初に言っておくとわたしはこの“意欲”に関しては個人に帰属するものではなく、集団の中で獲得出来るものだと考えている。まあ要するに他者の影響を強く受けるということ。 なので個人に対しての“意志が強い”という賞賛も、あまり意味が無いと思うし、反対に“意志が弱い”という叱責も、あまり意味が無いと

          わたしの意欲はどこにいるのか?

          映画「くじらびと」感想~生と死のはざまに~

          最高の映画を観た。皆さん、日本で毎年どのくらいの映画が公開されているかご存じだろうか。 答えは、2013年以降、毎年1100本近い映画が公開されている(年平均で1157本)。洋画と邦画の割合は半々くらいだ。 映画の公開は基本的には週末になる。一年は52週のため、すなわち平均して毎週22本も新作が公開されている計算になる。かなりの数である。 その中で「ドキュメンタリー映画」と的を絞った場合、途端に少なくなる。 2019年のデータだと、公開された映画は1292本に対し、そ

          映画「くじらびと」感想~生と死のはざまに~

          雨上がり、ひとりぼっちで考えたこと。

          noteを書きます。例によって最後のほうに大事なことを書いている記事なので、長い話を見たくない人は、最後だけ読んでください(笑) タイトルにもある「ひとりぼっち」なのですが、わたしは独身で家族も遠くに住んでおり、おまけに今こんな時で、仕事は飲食業で、そんなわけでがっつり引きこもっている。 ここの所は雨も続きており、あんまり買い物にも出かけていなので、まさに「ひとりぼっち」である。 そんなわけでSNSに没入していたのだが、今は何かと意見が対立したり批判したりというのが飛び

          雨上がり、ひとりぼっちで考えたこと。