前記事「大学図書館のAI司書をつくる」は思いのほか多くの方々の関心を集めたようで、とてもうれしい驚きです。

レファレンスサービス的なものを実現する道具はいくつか考えられますが、まず第1弾はとても素直な蔵書検索プラスアルファとし、したがってキャラクターも学生とし、このプロジェクトに関わっている図書館職員が全員女性なので女子学生という設定でした。

今後別の切り口からの機能を入れたものは別のキャラにして、多様なAI司書群にしたら面白いかも、と思っていたのですが、そこに至る前にさっそく何人かの教育業界の人から若い女性のアニメ風キャラであることにネガティブな反響があったそうで、中身の機能を使わないうちからそこに反応してこられる辺りはさすがだなと思いつつ、でも前述の多様性は最初から少し見えていたほうが良かったかも、とも思いましたので、機能は一緒だけどちょっとプロフィールや語り口など違うバリエーションを取り急ぎご用意しました。これらのAI司書に今後異なるスキルを付けていきつつ、個性も出していきたいと思います。

どれでもお好きなのをご利用ください。というか、みなさんも色々なAI司書を作りましょう！(そもそも学芸大以外の図書館の蔵書を紹介するAI司書も必要でしょうし。)

リュウ

歴史が好きで情報リテラシーも高いベテラン職員。

ミゲル

メキシコ出身で国際関係などに興味を持ってる異文化理解の専門家。

キョウコ

日本の古典文学や地域文化などに詳しい研究者。

コルポ

謎のロボット