へっぽこサービスマンが気を付けていること。

こんにちは、イノシカ蝶子です。

昨日書いた記事でサービスマンには「笑顔」が必要でないかと
書いた私ですが。
更にサービスで気を付けていることを書いていきます。

私がサービスをするうえで気を付けていることは、
”お客様の五感を大切にする”です。

特に、その中でも聴覚に気を付けています。
具体的に言うと、お客様の前で無駄な私語をしない、
あまり大きな声で喋らない、大きな音を立てない、ということです。

例を挙げましょう。
貴方はとあるレストランに食事をしに来ました。
少し奮発して、ドレスコードを纏い、テーブルに案内されます。
非日常的な空間に心が躍りますよね。
そんな中で、

「ねえ、2番テーブルの料理まだ!?」
「もうすぐサプライズの時間だから、照明少し落として!!」

こんなスタッフの(しかも結構な大きさの)声が聞こえてきたら、どうでしょう?
何だか、がっかりしません?

他にも、頼んだドリンクを音を立ててテーブルに置かれたり、
注文しようとスタッフに声を掛けたら「お待ちください!!」と大きい声で言われた時。
素敵なレストランにそぐわないなあ…と思いませんか?

実際に、何人もそういったサービスマンはいらっしゃいます。
忙しい時は特にそうなりがちです。
それを見ていると、何だか残念に思えてしまいます。

お客様は食事や特別な空間を楽しみに来ているのに、
その雰囲気を壊してしまう。
そうすると、会場の空気が殺気立って見えるときがあります…恐ろしや。

スタッフ通しで話をする時は、バックヤードに入ってから。
どうしても今すぐ聞かないといけないときは、隅っこに行き小声で聞く。
そんな気遣いで、場の空気がより上品に感じることが出来ます。

他の感覚は
味覚…お客様のお口にお料理があうか、
   お客様が食べられない(アレルギー)食材を使われていないか
嗅覚…お客様が料理の香りを楽しめているか
   会場内に異臭などはないか
   ※香水や香りの強い整髪剤をつけているサービスマンもいますが、
    好ましくありません。
視覚…お客様の目でお料理や会場の雰囲気を楽しめているか
   (パーティーなどでスクリーンに映像が流れるとき、
   その前を堂々と通ったりしていないか)
触覚…お客様が触れるものに不備はないか
   万が一お客様に触れる際の力加減は適切なものか

以上を気に掛けています。
もちろんTPOはあるため、どの飲食店でも上記の方法をやるというのは
また違ってきますが…。
少し気を付けることで、場の雰囲気を壊さないサービスが
出来ると私は思います。


最後までご拝読くださり、ありがとう御座いました。

イノシカ蝶子。

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