先日の出店の帰り道。
サービスエリアで食事をしました。

それなりに賑わいのある店内。
"なかなかイケるな嬉しいな"と、疲れた身体へもうひとがんばりの応援を
するべく、スタミナ定食を頬張って居た時に、
見知らぬ人が財布を落とし、それに気がつかないまま
そのままトコトコと歩いて行くのが見えました。

すぐそこの出来事。
ですから「財布を落としましたよ!」とその人へ届けにゆきました。

その人は、注文をしていたラーメンを受け取っていたところ。

「どうもありがとうございます」という言葉を受け・・・

そのまま自分の席へと戻り、スタミナ定食の続きをパクパクムシャムシャと
食べる食べる。

・・・と、その最中。

「さっきは、ありがとうございました」と、先ほどの財布を落とされた方が
目の前に。
「あの、これ」
「いやいや、とんでもないです!」
「これ、あそこで買ったものですから」
「いやいや、却ってすみません、ありがとうございます!」

ブドウ。
走りのブドウ。お土産用のカゴに入ったブドウを、頂いてしまいました。

たまたま。
たまたま、その場所に居合わせて、たまたま見かけた落し物。
たまたま、届けた落し物。

そうしたら、ブドウを頂いてしまいました!!!

たまたま。本当に、たまたま。
お礼なんて、これっぽっちも期待していませんでしたよ。
だって本当に、すぐそこの落し物。

他の人は誰も気がついていないみたいでしたから
"だったら自分が行こうかな~"って、その位の気持ち。

それなのに
まさか?!    頂いてしまいましたよ・・・ブドウ。

でもやはり、嬉しいじゃありませんか。　　この世知辛い世の中で~♪

ブドウの味がいつもよりも甘く感じたのは、どうして・・でしょうね🍇