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■必死に生きる【第七話】

■喘息持ちの方、もしくは喘息を患っているお子さんのご両親の方へお伝えしたいメッセージ

 私は、どのような種類の病気であっても、病気に対して向き合うことで、自身の成長するチャンスは平等に与えられているように思う。第六話にて…

 ■人は成長する            生活環境が変われば、その環境下で生きるために必要な術を必ず見つけることができる。

 ■親もとを離れる勇気が第一歩     喘息持ちであっても、いつかは、自立しなければいけない時が来る。勇気を持ってその一歩を踏み出そう。それが自分自身に対する覚悟であり、成長の第一歩となる。 

本当にこの通りである。実際のところ、いつまでも「喘息持ち」として生きていくことは出来ない。私自身の場合、喘息を治したいという気持ちが芽生えてから、現在に至るまでに、別の大病を経験するというハプニングがあったが、自身が、ある程度の年齢で、覚悟を持って、喘息と向き合うことが必要である。「いつかは、喘息を治さなくてはいけない。いつまでも喘息の発作に怯えていてはいけない。」と立ち向かわなくてはいけない。ただし、これには、周りの人の支えが必要である。小児喘息であれは、両親の支えが必要だし、大人の喘息に対しては、夫婦や友人などのメンタル面でのサポートが必要である。以前の話で記述しましたが、喘息は孤独な気持ちになりやすい病なのです。周りの人の支えは、喘息持ち当人の、病に立ち向かう勇気をアシストしてくれるとても大事な存在であることをわかってもらいたい。周りの温かいサポートがあれば、いつしか、当人すら喘息持ちであることを忘れてしまうのである。私の経験においては、喘息持ちであることを忘れるくらいになると、実際に発作も起きなくなっているから不思議である。やはり、喘息は「病気」ではなく、「病」と考えるのが正しいことだと思う。「気」は本人の持ち方次第であるが、周りからのサポートでも強く意識できるものと思う。この考え方が理解出来たら、喘息は半分(病と気の内、気の領域)が治ったも同然である。

■さぁ、思い切って大きく身体を動かして人生を楽しもう!

■いろんな活動を通して、様々な友人を作ろう!

喘息を治す為には、この2つのメッセージがこれからのクリアポイントです。

第八話に続く

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