こんばんは、たれべあです。

約1ヶ月間、40チーム120名が参加し3人チーム戦で行われたクリスペ甲子園で、ぼくの所属したチームは準優勝となりました。

今回ぼくのことを知ってくれた方もいらっしゃると思いますので、自己紹介します。

もともとカードゲームが好きでいろいろと遊んでいて、クリスペは割と初期からやっています。無課金でレジェはありませんが、ランク戦は今の所毎回商品圏内に入っています。

そのときに書いた記事や、緑のプレイングについての記事があります。ちょっと情報は古いですが、考え方やプレイングなどは今も使えると思いますので、お時間のある方はごらんください。

【クリスペ】ランク戦レート1618のブロンズのみ青デッキ

【クリスペ】並べて強化！　緑デッキの基本的な戦い方

ギルド戦では今までオンラインでカードゲームを教えるという活動経験を生かそうと思い、ボードに立候補しました。あんまりお役には立てませんでしたが、これは続けていきたいと思っているので興味のある方はお声がけください！

そして、チームメイトはDotさんとainekoさんです。

ぼくはガス代目当てでの参加だったので、ぼくが開催したリアルDCGイベントに来てくれたことがあって面識のあるDotさんを誘い、Twitterでチーム募集していたainekoさんがDCG勢ぽかったので声をお掛けしてチームができあがりました。

Dotさんは別ゲーの大きな大会で優勝したこともあり、確かなプレイングが持ち味のプレイヤーです。クリスペではレジェなしでランク戦上位に食い込んだり、黒で勝利数1位になってカード調整権を得たりしています。ギルドβではダイアモンドのボードとしても活躍されていました。

ainekoさんもランク戦Top100に何回も入っている方です。使っていた黒2csが独創的な構築で、大いに参考になりました。実はフリッグ持ち、途中からはパープルミストもレンタルしているブルジョアでした。

チーム名はやってる別ゲームの名前を組み合わせたものを適当につけましたが、クリスペを広めるためのイベントだと思うので良くなかったなと反省しています。

ちょっと前置きが長くなりました。ainekoさんに教えて貰ったデッキを使いながら調整し、決勝戦で使用したものがこちらになります。

白か青を相手にする可能性が高いときはホルスを3/1/2にしてください。

このデッキの一番の特徴は、2マナを大胆に削って後半のカードに枠を割いているところです。2ターン目は積極的に2csを使うことで、マナカーブを整えています。2/2/1は引ければラッキーくらいで、無理にマリガンで探しません。1マナ、3マナ、4マナみたいな手札を目指して返すカードを選びます。

序盤から盤面を重視して制圧していくタイプのデッキです。ざっくり赤と緑、白に有利で、青と全体除去の多いデッキは苦手です。細かい判断が勝敗に繋がることが多く全体的なプレイング難易度は高めなので、初心者の方にはあまりおすすめしません。

採用カード

・ゴブリン　リリス　フェンサー

1ターン目に動きたいデッキは4枚は1マナが必要だと思っています。フェンサーは後手のときと、中盤役に立つと思った時は先手でもキープ。

・屍、ホルス

盤面の取れる2マナユニット。引けなかったときは2csを打ちます。

・グリフォン

後半ライフを詰めたり、相手ユニットへの除去に使います。双方ユニットが出なかった場合は2ターン目に出して本体を攻撃することもよくあります。盤面を取るのにあまり貢献せず、2枚引くと弱いので1枚採用。

・シーサーペント

ステータスが優秀で、メインのアタッカーです。死亡時のデメリットは痛いですが、ダメージを受けないように立ち回ったりすると軽減できることがよくあります。

・3/2/4

コスパの良い前衛。悪魔なので強化の対象として優秀。

・オルフェウス

シマリスクは劣化しても強い！

・一角獣

主に2/4/3対策であり、貴重な速攻です。グリフォンと同理由で1枚。

・3/1/2

単体で使っても多くの2マナを倒すことができ、3/2/4に刺さったときはゲームの展開を大きく引き寄せます。さらに2csと組み合わせるとスカイガルドやアーケロンに届くのが魅力です。イラストが悪魔すぎてアモンを打ったことがあります。

・グレンデル　キュクロープス

悪魔で高ステータス。このデッキの根幹です。

・門番

4/3/5は初期ほど強い環境ではなくなってしまいましたが、依然アグロには有効です。グレンデルを除去させてから出すプレイや、味方を守らせて横のユニットで本体を攻撃するプレイを覚えると更に強さアップ。

・4/2/2

なぜか弱体化されてしまいましたが、そこまで影響はありません。除去に使えて打点もあり、小回りが効くユニットです。白が多い環境なら1枚-4/-4にしても良さそうです。

・アモン

つよい。

・ティラノサウルス

これもainekoさんのアイデア。マイナス系の除去や大型の前衛に強く、手早くゲームを終わらせる打点があります。デメリットの3点ダメージがアグロに対して厳しいので1枚だけ採用。

・6バロン

6マナ5点ダメージ。全体除去の返しに出すなど、ユニットであることが生きるように使えるとなお良いです。

主な不採用カード

・赤青ゴブリン

1点除去に弱い点が、デッキの目標である盤面制圧と合わないです。

・2/4/3

これで勝てるゲームもありますが、しっかり対処されてたいしたことないことが多く、アグロに1枚引かれる方がきついと感じました。2ターン目はcsを打つデッキのコンセプトとも合いません。

・2バロン

場に残るのが1/1なので、結局相手の2マナに強い動きではないです。最序盤は優位を取られたとしても、中盤こちらのカードで取り返せるので無理に入れる必要がないと思いました。

入れ替え候補

・5/5/5

5マナ圏はもう一枚あってもいいなと思ったのですが、抜くカードを決められませんでした。アモンを持ってないけどこのデッキを試したいならこのカード2枚と入れ替えましょう。

・ヴァンパイアロード

同系やコントロールに耐性が付きます。抜く候補はフェンサーかホルス。

・-4/-4　ホルス　3/1/2

前述の通りです。

このデッキを使って対戦した、決勝戦の対戦相手はクリプトスペルズ垢さんでした。ミラティブで実況解説されている動画がありますので、試合中考えていたことなどを解説します。ぜひ見ながらあなたも考えてみてください！

クリスペ甲子園　決勝　解説&実況　with むじょる

・マリガン

フェンサー、3/2/4、グレンデルでした。返すか検討するカードはフェンサーだけです。相手のレッドゴブリンとスノーマンに対して効果的な半面、ゴブリンや1/1/3、2バロンには弱いです。ハーメルンは出されると激痛ですが個人的には評価が低く、不採用の可能性やそもそも手札に無いかもしれないことなどからキープしました。

・1ターン目

しっかりゴブリンが出てきました。キープした以上はここで出さない選択は取りづらいので、出してお祈りします。

・2ターン目

ハーメルンを出されてだいぶ不利な場になってしまいました。2csをゴブリンに打ってどうなるかなといった感じでしたが、運良くシーサーペントを引いたので、マナクリから出します。これでハーメルンが取れるかもしれません。

・3ターン目

3/2/4が出てきました。これは有利トレードができるので悪くない展開です。傷ついたシーサーペントを3/2/4で守って、残ればハーメルンを攻撃することになりそう。

・4ターン目

ところがここで3/1/2が出てきてだいぶ困ってしまいました。シーサーペントをゴブリンで取られて、こちらはグレンデルを出します。一見盤面は互角ですが、キラースウィートがあるとほぼ負けなのと、序中盤で優位を取れないと青に対しては不利なので、良くない展開です。

・5ターン目

3/2/4とホルスで横に展開されました。キラスイが出なかったのでまだチャンスがあります。ここはアモンを出してグレンデルを強化か、ホルスあたりを弱めるプランもありましたが、感覚的にここでアモンだと勝たなそうだと感じたのでキュクロ＋ゴブリンを選択。奔流などで対処されたあとに、まだ引いてないリリスや屍にアモンを当てるような流れを考えていました。ただ、これだとゴブリンをホルスでただ取れられてしまったので良くなかったです。ここはアモンでホルスを弱めるのがより良いプレイだったと思います。

・6ターン目

サンダーフィッシュから3点ボトルを打たれてかなり厳しい展開になってきました。相手は2バロンで削りつつ横並びを生かしてユニットは本体を攻撃。ライフを詰められるこれが一番厳しいプレイで、さすがですね。こちらは2cs+キュクロで食い下がるしかありませんでしたが、サンダーフィッシュに打った2csはホルスに使った方が良かったですね。

・7ターン目

ここで相手の弾が尽きました。ゴブリン＋ハーメルンという弱い展開で、相手のボトル運次第ではうっすらチャンスがあります。このターンにアモンを出すと、次のターンに6バロンしか行動できなくなる可能性があります。次のターンの3/2/4をアモンで強化するのが勝ち筋だと感じたので、ここは6バロンでゴブリンを取って、少しでも打点を削りました。

・8ターン目

7csで8枚引かれました。ボトルは5種類なので本体打点の期待値はだいたい1枚1点程度です。このゲームでは7点なのでまあ普通くらいでしたが、ヒールが多く一番欲しいドローが無かったので不運でしたね。1マナ残ってるのにドローを打たれなかったので、ヒールをたくさん引いてることに掛けてゲームを進めることになります。予定通り2/4からアモンでエンドしました。

・9ターン目

一角獣と3点ボトルで4/6を対処されました。もし相手が3点を2枚持っていたら一角獣は本体攻撃してくるはずなので、相手の手札には3点はもうありません。追加のユニットも出てこなかったので、何か有効ではないカードが残っているんだろうと考えていて、今勝たないと重たいカードを引かれた瞬間に負けると思いました。門番で相手の攻撃を守れることや、ハーメルンが今後活躍する展開が見えないこともあり、アモンはハーメルンではなく本体を攻撃。これは100回やったら100回同じプレイをぼくはするでしょう。

が、実際はアーケロンを貯められていました。出さなかった理由はおそらく死神の鎌を持っていた場合にこのターン打点が出ないことを嫌ったのかなと思うのですが、4/2/2まで警戒されていたかもしれません。これも一本取られてしまいました。

・10ターン目

ここでアーケロンが登場。手札の6バロンとアモンで相打ちを取って、またほぼ互角の盤面に。強いカードを引いたほうが勝ちですが、こちらにはあまり残っていません。

・11ターン目～ゲーム終了

リリスをオルフェウスが強化した瞬間はチャンスあるかもと思いましたが、キラスイ→アーケロンでゲームエンド。不利な長期戦に持ち込まれ、相性差を覆すには至りませんでした。

ポイントは5ターン目にアモンを出さなかったこと、アーケロンを持たれてる可能性を考慮しなかったことでしょうか。制限時間がとても短い中で正解をだすのは難しいですが、100点のプレイではなかったので反省しています。

と、いうわけでクリスペ甲子園はチームTYPの優勝となりました。おめでとうございます！

とても楽しいイベントでしたので、第二回の際にもぜひ参加させてください。

結構長い文章になってしまいました。ここまで読んでいただいてありがとうございました。

では、また！

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