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「ついったぁらくご」を書いてみませんか?

ついったぁらくごと」は,「丁度一四〇文字の短い落語」,もしくは「ただの小噺」のことです。結局「ただの小噺」なんですが,「小噺」の価値を高める方法はないものかと思い,2013.5.3よりTwitterにて「ついったぁらくご」をアップし始めました。

「小噺」の現状

「小噺」と聞いて誰もが思いつくものといえば,「隣の空き地に塀ができたんだってねぇ」「へぇー」くらいでしょうか?

辞書によると,「小噺」とは,「短くおもしろい話。ちょっとした気の利いた話」です。「『短くておもしろい話』は全部小噺なの?」と言われれば,たぶんそうなんだと思いますが,範囲が広すぎて逆に曖昧なかんじがしてしまいます。そういう事情もあって小噺は,「落語」のように一般に浸透することなく,その価値を認識する方や愛好者も少ない,というのが現状ではないかと思います。

丁度一四〇文字の短い落語

わたしは,「オチ」が大好き「オチのある話」が大好きなので,小噺をもっと身近で親しみやすいものにしたいと思っています。小噺は「短い落語」のようなものです。自分で「落語」を作ることは難しくても,「小噺」は短いので,慣れれば誰でも自分で作ることができるものだと思います。

ただ現状では,小噺の定義が曖昧すぎて,「自分で小噺を作る」という雰囲気が生まれることはなさそうです。「小噺」の世界にも「型」のようなものがないとなかなか浸透しないのではないかと思い,いろいろと考えていました。

そこで思いついたのが,「ぴったり140文字の小噺を作る」というアイデアです。Twitterには140文字制限があり,この「制限」が様々な分野で新たな世界を生み出してきましたが,「これは小噺にぴったりだ!」と思いました。長さもちょうどいいですし,「ぴったり140文字なんてすごい!」と思ってもらえて,小噺の価値が上がりそうな気がして…

「ついったぁらくご」を書いてみませんか?

こうして誕生した丁度一四〇文字の短い落語を「ついったぁらくご」と命名し,2013.5.3よりTwitterにアップし始めたのですが,いまだに浸透する気配はなし。企画としては結構おもしろいと思うのですが,「何が足りないのだろうか…」と考えてみました。そして,自分の作品をアップするだけではなく,「自分でも書いてみたい!」と思う方を探す必要があるのでは…,とふと思いました。

幸いなことに,noteの「つぶやき(トーク)」にもちょうど140文字の制限がかかっています。みなさんが創作した「ついったぁらくご」を,#ついったぁらくご というハッシュタグをつけて「つぶやき(トーク)」に投稿していただけたら楽しいなと思っています。そして,完全にわたしの好みになってしまいますが,投稿していただいたものの中から選んで ついったぁらくごマガジン に追加させていただきたいと思っています。

「ついったぁらくご」の書き方

「ぴったり140文字なんて難しそう…」と思われるかもしれませんが,文字数の調整はそれほど難しくはありません。セリフを足したり減らしたり,言い方を変えたりすればいいだけなので。むしろ,ちゃんとしたオチをつけることと,オチ以外の部分にもおもしろみを出すことの方が難しいと思います。書き方はこんなかんじです。

■ルール
・最初に【】でタイトルを書く(タイトルの付け方も重要です)
・基本的には「」を使って会話形式に
・ぴったり140文字(【】や「」も文字数に含まれます)
・必ずオチをつける
・#ついったぁらくご というハッシュタグをつける 

オチのある話は,好きな曲のように,時々読み返したくなります。それを自分で書くというのはとても楽しいことです。ぜひみなさんも書いてみてください!

「ついったぁらくご」に関するご質問などありましたら,コメント欄からよろしくお願いいたします。

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落語や漫才のあらゆるオチを誰よりも先にNFT化し,落語や漫才やコントなどを作る際の元ネタとなる令和版『醒睡笑』を作っています 脳トレ&遊びながら落語NFTがもらえる『オチ当てクイズ🎯ゼツミョー大賞🏆』という企画もやっています