[創作小噺] すべる(当て書き:和牛)

川西賢志郎:我々こうして漫才やらしてもらってますけどね

水田信二:はいはい

川:漫才師全員が嫌いな言葉というのがあるんですよ

水:漫才師全員が?なんですか?

川:すべる

水:あ〜すべるね。これは確かに漫才師全員が嫌いな言葉やね

川:僕らもすべりたくないですからね〜

水:僕は毎日すべってますけどね

川:あかんやろ。毎日すべったら

水:あかんの?毎日すべったら

川:あかんよ。毎日隣りですべられる俺の身にもなってよ

水:じゃあ週5くらいで

川:すべりすぎやて。週5でも

水:すべりすぎですか?週5のスケートは

川:え?なんて?

水:週5でスケート

川:「毎日すべってる」て,スケートの話してたんか

水:毎日すべったらあかんのやろ?

川:スケートやったら別にええよ。毎日すべっても

水:ほんま?毎日スケート通ってもええの?

川:それは行ったらええやないか。ええけどもやな,なんで毎日スケート通ってんねん

水:漫才師なんやから当然やろ

川:なんでやねん。漫才とスケート関係ないやろ

水:ありますよ

川:何が関係あんねん

水:私生活で毎日すべっておけば,舞台ですべらずにすむやないか

川:何言うてんねん。スケートと舞台は全然ちゃうよ

水:何が違うの?

川:すべる前に凍らせるのがスケート。すべった後に凍りつくのが舞台や


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オチは落としたいタイプですが,落し物は拾いたいタイプです
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藤澤俊輔 (漫才作家/オチ屋)

2012年よりフリーの漫才作家としてネットで漫才台本を販売。プロの漫才師や落語家の方にも台本を提供。これまで台本を100本以上書いています。劇団によって演劇化された台本もあります。一生使える漫才台本を書きます(永久無料のアフターケア付) 漫才をこよなく愛する人を探しています

創作和牛漫才

創作漫才・カバー漫才・創作小噺などを,勝手に和牛のお二人で当て書きさせていただいております。いつの日か和牛のお二人にも認めていただけるよう精進いたしますので,ご容赦ください。

コメント1件

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