漫才の最高峰を決める大会が，｢とにかくおもしろい漫才｣を競うM-1グランプリだけだとバランスが悪い，｢うまくておもしろい漫才｣を競う正統派漫才選手権のような大会もないと，｢『うまい漫才』が見すごされ，その結果，『漫才論争』が起こってしまうのではないか｣という話をこの記事で書きました

今回は，｢『正統派漫才選手権』を本当に開催したらどんな大会になるか｣を想像（妄想）してみました。大会のルールは以下のとおりです（全体のルールはM-1に寄せています）

出場資格「結成15年以内」

2006年1月1日以降の結成
プロ・アマ，所属事務所の有無は問いません
2人以上の漫才師に限ります（1名での出場は不可）
プロとしての活動休止期間は，結成年数から除きます

審査基準「うまくておもしろい漫才」

M-1ではあまり評価されない｢うまさ｣が大いに評価される大会です（｢『うまい漫才』とはどのような漫才なのか｣についてはこちらをご覧ください）

審査の点数イメージ

おもしろさ　　40点満点
うまさ　　　　30点満点
美しさ・品　　10点満点
ネタの完成度　10点満点
アドリブ　　　10点満点
───────────
合計　　　　 100点満点

審査に参加してみませんか？

｢正統派漫才選手権2021｣の準々決勝，準決勝，決勝に進出しそうなコンビを"勝手に"選んでみました（今年のM-1に出場していないコンビも含まれています）その中から，次の①~⑥に該当するコンビを選ぶという形で審査に参加してみませんか？

みなさんが選ぶ①~⑥をコメントしてください！

準々決勝（38）

この38組の中から，準決勝に復活できるコンビ【①ワイルドカード】を１組選んでみてください

準決勝（16+１）

ワイルドカードを含む17組の中から，１位と２位のコンビ【②敗者復活戦１位／③敗者復活戦２位】を選んでみてください。１位は敗者復活で決勝進出，２位はエキシビジョンという形で決勝のトップバッターを務めます

エキシビジョンのシステムについてはこちらをご覧ください

決勝（9+１+１）

敗者復活戦１位を含む10組の中から，チャンピオン【④優勝／⑤２位／⑥３位】を選んでみてください

｢審査の点数イメージ｣を設定しているので，｢とにかくおもしろい漫才｣という審査基準よりは好みによる審査のばらつきを抑えられるような気もします。それでも，私の｢好み｣がかなり反映されていると思いますので，ご了承ください。コメントお待ちしております

最終決戦（3）

『月間漫才台本大賞』開催中‼️

THE MANZAI magazine
❶｢自分たちにしかできない漫才スタイル｣を確立する方法 ❷しゃべくり漫才のうまさは｢相槌｣で決まる ❸｢漫才台本の書き方｣と｢オチのつけ方｣ ➍ボケやツッコミってどのようにして思いつくものなの? ❺｢言い訳-関東芸人はなぜM-1で勝てないのか-｣は"現代漫才論"ではない-ナイツ塙さんが何を｢言い訳｣しているのかが分かれば，関東芸人がしゃべくり漫才でM-1王者になる道が見えてくる- ❻漫才詩集｢38｣

フィクション漫才『煮豆🌱』-いとこい師匠のテンポで-
作: 藤澤俊輔　　出演: おせつときょうた

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