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【私の好きなプレイヤー】Kenny Garrett氏をご存知ですか?

Kenny Garrett氏について

まず最初に紹介したいのはMiles Davisのエレクトリックバンドで5年間
2フロント形式の相棒として活躍していた点です。
ぜひとも以下のHuman Natureのソロをご覧いただきたい。

音色もさることながら自分オリジナルの歌いまわしやフレーズをしっかりと持ち、冷静ながらも熱い情熱を感じます。
いつかこのようなソロを吹けるように、そしてその先にたどり着けるように
というのが自分の目標としているところです。
その後、Milesの死去に伴いバンドが解散したあとは様々なプレイヤーと共演し、ジャンルの垣根を超えた独特のプレイスタイルを確立していきます。
これについては今後の記事で少しづつ触れていくかと思います。

知ったきっかけとそこから

初めてKenny Garrettを知ったのはとある人から「このプレイヤー藤田くんに合ってるんじゃない?」という紹介からでしたが、その衝撃たるやとんでもないものでした。
今までに聴いたことのない音色、フレーズにショックを受けつつもその魅力にどんどんハマり、すべての参加アルバムを追いかけるように。
ついには使用している楽器、マウスピース、リガチャーまでお揃いにしてしまいまして、かれこれ2年間はかかったかと思います。
Kenny Garrettも他のジャズレジェンドのようにアメセルを使用しているのですが、昨今状態のよいアメセルは他の人の手元にあったり壊れて使い物にならなかったりして入手が本当に難しいのです。
一度東京方面に車で向かい選定をしましたが満足の行く個体には出会えず・・・。
しかし、ご縁とは不思議なもので知り合いの方がとても素敵な鳴りをする
アメセルを所有しており、なんとか無理を言って譲っていただきました。
その節は本当にありがとうございました。

それよりも大変だったのがマウスピースとリガチャー。
Kenny GarrettはビンテージソロイストのオープニングEを使用していますが、とにかくモノがない。
ebayを駆使して 毎日チェックしては出品なしの繰り返し。
しばらくしてなんとか入手しましたがやはりプレミア付き、値段はもう忘れることにしたので覚えていません。
リガチャーはブリルハート。これが今まで上げた中で一番実は入手難易度が高いのです。
ヤフオクでたまたま出品しているのを見つけ、これ以上値上がりするな!と
祈りながらなんとか落札。本当に運が良かったと思います。

そんな三種の神器を手に入れたはいいものの、当のプレイヤーがポンコツではいけないので精進する毎日です。

プレイスタイルと共演プレイヤーとの関わり方

演奏するジャンルはジャズのみならずゴスペル、ソウルミュージック、アフリカ音楽、ファンクなど何でも演奏します。
もちろん各ジャンルの特徴や歴史を理解していると思うのですが、
その上でグルーブを理解し、リスペクトしたうえで自分のものとして演奏しているのが尊敬している部分です。
また、Kenny Garrettの特徴として共演したプレイヤーの名を冠したタイトルの曲をよく作るという点があります。
一例として私が好きな曲でもある「Haynes Here」をお聴きください。

これは紛れもなくRoy Haynesのことであり、このようなリスペクトが音楽と人間両方にあることでKenny Garrettの人間性、プレイにつながるのかもしれません。

まとめ

今回はKenny Garrettの紹介もしつつ、彼に絡めた自分語りを少しさせていただきました。
初めてnoteで記事を書きましたので、今後ノウハウを探りつつ自分の活動の紹介やKenny Garrettについてなにか書きたいと思います。
よろしくお願いします。

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