2019秋季皇居乾通り一般公開Part1

画像1 今日の一枚は「2019秋季皇居乾通り一般公開Part1(撮影:2019.12.4.)」です。
画像2 今年の秋季皇居乾通り一般公開は、新型コロナ感染症の感染拡大防止の観点から、行わないこととなりました。2年前の写真でお楽しみください。
画像3 入場は坂下門から。
画像4 坂下門は江戸城坂下門外にて、1862年(文久2年)1月に老中・安藤信正が尊攘派の水戸浪士6人によって襲撃され負傷した「坂下門外の変」で有名です。
画像5 皇居宮殿の長和殿。 東庭に面する南北163メートルの横長の建物で、レセプション、謁見、参殿者の休所、記者会見場など多目的に利用されます。
画像6 宮殿脇に建っている、昭和10年(1935)竣工の宮内庁庁舎が見えてきました。元は宮内省庁舎で、宮内省内匠寮が設計し、施工は清水組と大林組が行いました。先代の宮内省庁舎は、丸の内の三菱一号館や湯島の旧岩崎久彌邸洋館などの設計で知られる英国人建築家J・コンドルが設計した洋風建築。しかし関東大震災で被災し建て替えたのが現在の庁舎です。
画像7 旧庁舎は純然たる西洋建築でしたが、現在の庁舎は張り出した軒や正面の切妻破風など和風の要素を多分に取り入れた外観を持ちます。靖國神社にも被害を与えた昭和20年5月の空襲では、皇居も被災し明治宮殿が焼失してしまったため、昭和27年には宮内庁庁舎の3階が改装され、しばらくの間仮宮殿として使用されていました。
画像8 奥に見えるのは「江戸城 富士見櫓」
画像9 富士見櫓(皇居東御苑)は、江戸城遺構として残る唯一の三重櫓で、1657(明暦3)年の明暦の大火(振袖火事)で焼失後、1659(万治2)年に再建されました。富士見櫓の上からは、その名の通り富士山をはじめ、秩父連山や筑波山、江戸湾(品川沖など=現在の東京港)、さらに将軍は両国の花火などを眺望しました。
画像10 さて、いよいよ皇居乾通りです。続きは次回へ。。。12月1日は「映画の日」。1896(明治29)年11月25日、神戸で日本で初めての映画の一般公開が開始されました。この会期中のきりの良い日を記念日とし、映画産業団体連合会が1956(昭和31)年に制定しました。

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