藤田晋『渋谷で働く社長の告白』を読んだ一日

藤田晋の『渋谷で働く社長の告白』という本を読んだ。

この本は自称就活コンサルタントのツイッタラーによって、よくおすすめされている本だが、私なりの率直な意見とウソ偽りない感想を示しておく。

正直言うとこの本は藤田晋の自己満作品だと思う。もしくは戦略的なもの。つまり藤田晋が戦略的に自分の会社の利益・自分の知名度などを上げるために、作った本だと考えられるということだ。決して読者に伝えたい何か明確なものがあるとは思えなかった。単なる自己満作品なのである。

よってあまりお勧めしない。しかし単なる娯楽として読みたかったら、普通に面白いし、読みやすいものかつ短時間で読めるのでいいかもしれない。

だが、私は読書をする際には、なにかを学びそして吸収するために読む。だからこそ、あまりこの本には伝えたい事も明確に分からなかったし、学ぶものも少なかったので、私の基準としては凡作だろう。

伝えたいものがあるとするなら、若者に対して起業や挑戦を勧めているということや、自分の成功の裏にはこんな苦労があったんだよということぐらいであろうか。

娯楽の一種として本を楽しむ方にはお勧めする。
しかし、何か学びたい吸収したいという方にはお勧めできない本であろう。


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