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【Australia/Stanthorpe】田舎町で毎日イチゴを摘んでた頃の記憶

オーストラリアにくる前は、ファームなんか絶対にやらないよ。

そう思っていた僕がひょんな事からイチゴピッキングの仕事をする事になり
気がつけば結構好きになっていたから驚きだ。

オーストラリアのクイーンズランド州にある田舎町「スタンソープ

ブリスベンから内陸へ3時間ほど車を走らせるとたどり着ける。
標高は900m、クイーンズランドでは唯一冬に雪が降る場所だ。

この町で約1ヶ月半ほど過ごす事になる。
週1回のスーパーへの買出し以外はほとんど農場の中にある宿舎で
多い時は50人以上のワーカーと共同生活をした。

イチゴピッキングは上のようなトロリーと呼ばれる
乗り物に乗って、手で摘んでいく。
雨の日も、風が強くても、焼けるような暑さの日も。
ひたすら、ひたすら、早朝から夕方までつづく。

作ったトレーの数で給料が支払われる歩合制の仕事で、
トップピッカーと呼ばれる超人は1週間2000ドルほど稼ぐ人もいた。

ちなみに僕は週800ドルぐらい。

ただ、一日中泥だらけになりながら働いた後の爽快感はなんとも言えないものがあった。

ほんとに周りに何もないこのファームで、
僕たちにあるものは、綺麗な空と、仲間とご飯を食べ、
酒を飲む時間だけだった。

スタンソープりんごの町で、オーストラリア名物"ビッグシングス"のひとつ
ビッグアップルがある町でもある。
いやいやりんごの町なのにイチゴの奴隷と化してる僕は一体...

ファーム、やってみてよかったな。
2016.Jan


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