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エアコンガスクリーニング

こんにちは四国のガソリンスタンド@藤田商店観音寺サウス大西です。
昼は熱くエアコンもつけていると思います。
今回はエアコンガスクリーニングについて紹介します。


カーエアコンの仕組み

エアコンガス

カーエアコンでは、液体(冷媒)を密閉されたエアコンシステム内で循環させ気化→液化→気化を繰り返し行っています。
その際、気体を液化させるための圧縮装置がコンプレッサーです。

エアコンシステムの中を循環し、気化するときに熱を奪い、液化するときに熱を放出するという“熱の移動作用”を行っているのが冷媒であり、カーエアコンでは現在「R134a」と呼ばれるガスが主流として使われています。
この「R134a」ガスは水素系の為、湿気を含みやすいといわれ、エアコンシステムが密閉されているといっても、車の経年により水分や不純物が混入してしまいます。

その結果、冷却効率を落としてしまうことがあるといわれています。
また、配管の接合部などから微量のガスが漏れることもあり、ガスが減れば当然エアコンの効きは悪くなります。


エアコンガスクリーニングとは

エアコンガス2

エアコンガス3


専用機器を使用し、冷媒ガスを真空引きですべて吸い出し、冷媒ガスの中の水分や不純物を取り除いたあと、抜けた分のオイル量を新しく補充、決められた量のガスを充填する作業です。

エアコンの性能を最大限引き出します
 従来のエアコンガス圧による充填方法では成し得
 なかった適正量のガス充填により、エアコンの冷
 却性能を最大限に引き出すことができます。

エアコンに関するトラブルを予防します
 車両よりガスを抜き取り不具合の原因となる不純
 物や古い潤滑オイルを除去します。


作業工程


まず、エアコンガスの状態を点検いたします。
※エアコンシステムに故障がある場合は、故障個所修理後の作業となります。

1. 車両からガスをすべて回収(回収量を表示)
2. ガスから水分・オイルを除去して再生
3. 廃オイルを排出
4. 真空引き
5. 新オイルを補充
6. ガス補充(定量充填)


エアコンガスとコンプレッサーオイルの種類

車のエアコンガスには、現在主流の「R-134a」や主に平成6年以前の車に使用されていた「R12」、新基準である次世代ガス「R-1234yf」などさまざまな種類があります。
現在は「R134a」のエアコンガス充填車のみ作業可能です。


コンプレッサーオイルには、電気絶縁性を持たず、一般的なベルト駆動コンプレッサーに用いられる「PAG」と、電気絶縁性を持ち、ハイブリッド車やEV車などの電動コンプレッサーに用いられる「POE」の2種類があります。

《エアコンガスクリーニングご利用にあたって》
一部車種、漏れの状況によって対応できない場合がございます。
金額ですが 8千円から1万円前後のお店が多いようです

※藤田商店のガソリンスタンド全10店舗では給油パネル、給油ノズルを定期的にアルコール消毒しております。
またスタッフのマスク着用など万全のコロナ対策をして営業しておりますので、安心してご来店ください。


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